感動

一度あることは二度ある?

桜、さくら、サクラ・・・ あでやかで、儚げな桜の花便りが、あちらこちらで聞かれる。 薄桃色に惹かれて憑かれたように、人間はそぞろ見る。 わたしもそのひとりだ。 昨年、この時期に突風が吹き、いつもの川べりの さくら並木の大木がバッサリ薙ぎ倒された…

足立美術館

枯山水庭 水を使わずに石の組み合わせや地形の高低だけで山水の趣を出す枯山水。 遠景、中景、前景からなる古典的な手法を応用したのがこの庭だそうです。 さてフラワードームをあとに、ミシュラン3つ星獲得の観光地で 米国の日本庭園専門誌で10年連続日…

「とっとり花回廊」と「足立美術館」

久しぶりに地元のツアー会社が企画するバスツアーに参加した。 行ってきたのは、鳥取県にある「とっとり花回廊」 そして島根県にある「足立美術館」である。 花が大好きなわたしは、どんな花に出会えるのか、期待が大きく 足立美術館は以前から行きたいと思…

「私の履歴書」渡辺淳一

日経新聞に連載されていた作家の渡辺淳一氏の「私の履歴書」が終了した。 とてもおもしろく毎回楽しみにしていたので終わってしまうと、寂しい。 「私の履歴書」は、各界著名人のそれまでの事績や功績とともに、 そこに至る経緯や苦労話が聞かれて、その人と…

人は見かけによる、見かけによらない。

標題は、かつてベストセラーにもなった両極の価値観を 掲げた2種の書籍名である。 スマホ片手にくわえタバコで、自転車をぶっ飛ばす。 携帯に熱中するあまり駅のホームから落ちそうになる若い世代。 名もある大学の教授が女性のスカートのなかをカメラで覗…

訪ねてみたい冬まつり

日本各地で冬祭りが本番を迎える。 イベントの趣向をこらす「観光祭」から豊作を祈る祭礼まで、 見ごたえのある冬祭りを専門家に選んでもらった。 (日経新聞1月5日付け)から・・・ 調査の方法 1月14日から2月28日までの冬祭りを順位付けしてもらった(花祭…

大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年

京都市美術館で開催中の「大エルミタージュ美術館展」を観てきた。 エルミタージュ美術館は、ロシアのサンクトペテルブルクに位置し、 ロマノフ王朝の歴代皇帝の宮殿からなる建物と、300万点を超える所蔵作品とが 見事な調和を織りなす、世界有数の美術館だ…

「夫たちの怖い秘密」

絵画を通して歴史や文化に触れている「怖い絵」の著者・中野京子氏が あるエッセイ集のなかに「夫たちの怖い秘密」と題した短文を載せている。 怖い絵という本を出したせいでもないけれど、立て続けに妙な話を聞かされる はめになったという著者。 どれも長年…

奈良の寝倒れ、大阪の食い倒れ、京都の着倒れ

奈良は、大阪や京都などの商魂たくましい?観光地に比べ ずいぶんのんびりしているように見え、大らかでダイナミックに感じる。 何しろ広い、樹木が大きい。 歩いても、歩いても歩き甲斐がある。 閉期間近い「正倉院展」を先週末、見に行ったけれど 予想どおり…

ホテル物語

わたしは、今でもシティホテルが好きだ。 退職してのち、外出がめっきり減ったけれど 人との待ち合わせには、ロビーを指定することがある。 たいていの場合わかりやすい場所にあり、行きやすい。もちろん近隣の喫茶室や本屋さんでの約束がだんぜん多いのだが…

歴女が選んだ城下町ランキング

歴史好きな女性を「歴女」と言うそうである。 いつからそのような呼称ができたのか知らない。 最近は、ゲームやマンガに登場する戦国武将の かっこ良さから歴史を好きになる女性が多いという。 日経紙が 歴女1000人に城下町の魅力を訊いたら 以下のよう…

秋の夜長のお酒と夕餉は・・・

食欲旺盛だ。 しかし、ひとりで食す夕餉の味気ないこと。 ときどき、娘宅を訪れてはチビたちとの遊び相手と引き換えに にぎやかな食卓でのご飯を相伴する。 昨日は、わが家へ久しぶりの客人である。 おはぎの残りのあずきを使い 季節はずれのぜんざいを作っ…

「王朝文化の華 陽明文庫名宝展 近衛家の一千年」

京都国立博物館で開催されている。 連休のさなか、さっそく観て来た。 先日のいけばな展のように、大混雑かと思いきや 意外なほど空いていて、拍子抜けした。 館内の照明を落とした暗い中での観覧だからちょうどいい。 何しろ1000年も前に書かれた日記や書を…

黄昏流星群

「老人にだって恋心がある。人生の黄昏時にだって激しく輝く愛がある。 弘兼憲史が、そんなコミックの未踏の領域に渾身の力で挑む」 「黄昏流星群」は、おなじみ弘兼憲史の漫画である。 先日シニア・ナビのまこさんが、里中満智子の歴史漫画を 読んだことを…

連続テレビ小説『カーネーション』がヒットしている

もうすぐ終盤を迎えるNHKの朝ドラに目が離せない。 毎回、ドンチャン騒ぎのような迫力ある場面が展開されるなか 特に糸子役の尾野真知子の演技がうまい!と感じている。 コシノ三姉妹と母の綾子さん コシノファミリーの住んでいた2階のアトリエ 大阪南部…

麗子がいっぱい

岸田麗子・・・ 今から90年ほど前、鵠沼には後に日本一有名になる少女が住んでいた。 岸田劉生(きしだ りゅうせい )の長女=岸田麗子(1914-1962)である。 恐らく義務教育を終えた日本人なら、美術の教科書などで 「麗子像」を見たことがあることだろう。 一人…

コシノファミリーゆかりの岸和田へ

かつて城下町として栄え、勇壮な「だんじり祭り」で知られる 岸和田市が連続ドラマ小説の舞台として注目の的! ヒロインのモデルとなったのは、岸和田で生まれ育った小篠綾子さん。 日本のファッションデザイナーの草分けとして活躍し、 のちに世界的ファッ…

『歌川国芳展』

大阪市立美術館で開催されている『歌川国芳展』を観た。 大阪は天王寺公園の中にある古びたおしゃれな美術館である。 久しぶりに公園を散策した ペチュニアが青空を仰いで咲いて圧巻 バラもたくさんの種類が・・・その中の一輪・・・ ―――歌川国芳は(1797〜18…

感動と感謝を

父と子の会話である。高一の男子が、郊外活動の一環で、ある講演会に行ってきた。 講演会での物語りに登場するのは、神様と虎、馬、鳥、ねずみ。 元気のない動物たちに神様が理由を尋ねる。 虎は馬より早く走れず「自分は劣っている」と悩んでいる。 馬は鳥…

波瀾の人生となった大帝国の最後の皇女

世の本キチと比すなら、私など読書家とは言えない。 それでもそれなりの濫読を愉しんでいる。 昨年は、かつての流行作家で男性に好まれた山口瞳や北杜夫の多くの著作を読んだ。 彼らは既に過去の作家になっているようだが、私にとっては男性の視観を識る助け…

「画竜点睛を欠く」

先月京都国立近代美術館で観た上村松園の展覧会は、今週末で閉幕する。 松園の息もつかせぬ作品を堪能したひとは多いのではないだろうか。 画集を求め、ためつがえす、眺めているわたしであるが その画集の解説に少し違和感を覚えている。 東京国立近代美術…

圧巻!「上村松園展」

京都国立近代美術館で開催されている「上村松園展」を観に行った。 会期は11月2日〜12月12日(日)までである。 ※※※ 「上村松園、その画業に託されたもの」からはじめに・・・その画業において一筋に人物を描いてきた上村松園。 いったい何が彼女をそれほ…

「医者が診つめた源氏物語」

医学的見地から登場人物の「病気」に焦点を絞って考察をした、という 鹿島友義氏のコラムがおもしろい。 抜粋してみよう。 『先に注目したのは、光源氏の母、桐壺の更衣。 帝のあまりの寵愛ゆえに周囲からねたまれ、 「はかなき心地にわずらひて」という具合に追…