昨日の暑いぐらいのお天気とは打って変わり
今日はうす曇からもう霧の雨が降り始めている。
春の気候はめまぐるしい。
今日は落ち着いてパソコンの前に座り、やるべきことに取り組んでいる。
職を辞しても時間を持て余したり退屈さを感じることがないほど
夢中になることがあるのは嬉しい。
いまの熟年世代はある意味しあわせだとも言える。
文明の利器を駆使し情報をとり、それらに関することから派生する愉しみや自己研鑽には、計り知れないものがあり享受できる喜びがたくさんあるように思える。学び、集い、遊びなどをさほどの資金を投ぜずして謳歌できる。
人生60年などは過去の話しであり、熟年世代のパワーには圧倒される。
それにしても驚いたのは、昨夜テレビのニュースを見ていたら
大阪のシニア女性が「大阪ままん」と称するグループを立ち上げたことを報じていたことだ。歌好きの6人ほどが集まりグループを編成し歌や踊りを披露しあちこちの居酒屋さんや、施設などへ繰り出しているという。
年齢と比例した濃い化粧とあでやかな衣装に身を包み
居合わせた方々と旧知の仲のように手を打ちおしゃべりする姿はほほえましい。
仲間の中にはガン闘病中のひともいて、このように
歌ったり踊ったり、知らない方たちと触れ合っていると
病気を忘れると楽しそうに語っていた。
その表情の明るいこと、本当にみな生き生きとしてきれいに見える。
なるほど、これも生き方の一つであるかもしれないと
納得してみていると、何とその満面の笑顔の
女性のなかに知人を見たのにはびっくりした。
余裕のある笑みを浮かべ優雅に舞っている
彼女の勇姿にくぎ付けになってしまった。
60歳を越している知人女性が、演歌歌手のプロを目指し
ＣＤも何枚か出したことは知っていた。
その彼女は以前にも、わたしの好きなユニット「こんぺいとう」さんの挿入歌がある映画にエキストラで出ていて、驚いたことがある。いきなり映像のなかにアップで出てきて度肝を抜いた。
なんと積極的に人生を愉しんでいることか・・・
そして100歳現役をまたも思い出した。
わたしのように小さな空間で暮らしている身には刺激が強い！
しかし自らを愉しませるのは、面白いなぁとつくづく思っている。
