子宮頸がんワクチンの是非?

子宮頸がんワクチンの無料接種や公的助成を
ある小学校が決定したということが報道されている。

また女優の仁科亜季子が、自身の経験から接種を公費で
賄うよう国に働きかけているという記事を日経紙で目にした。


「子宮頸がん」は、子宮の出口付近である子宮頸部(しきゅうけいぶ)にできる癌で遺伝に関係なく、原因のほぼ100%は、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染によって起きるとされている。


多くの場合、このウイルスは性交渉によって人から人へ感染するとされ中でも発がん性のあるHPVには、女性の約80%が一生に一度は感染していると推定されている。このため、性交渉経験のあるすべての女性が子宮頸がんになる可能性を持っているようだ。


ウイルス感染から子宮頸がんの発症まで時間がかかるため、定期的に検診を受診していれば、がんになる前に発見可能だということと子宮頸がんの原因であるウイルス感染を予防するワクチン接種により子宮頸がんの予防が期待できる。


検診とワクチン接種で、ほぼ100%予防することが可能だと考えられることから
医者や学者はこぞってワクチン接種を推奨している。


そしてその費用がひとり当たり5万円(3回接種分)ほどかかり、接種率や受診率も低いことから、国で負担せよ、ということらしい。


しかし、物事には常に二面性がある。
つまり副作用の心配である。


人の命を守る役目を担うはずの製薬会社、医療機関および政府は接種を考慮するのに必要な情報をわかりやすく国民に提供せず、良い面ばかりを伝えている。


子宮頸がんワクチンについての詳しい情報によると・・・


「ワクチンを接種しても子宮頸がんにかかる可能性がある」と
製薬会社もはっきりと述べている。


① 子宮頸がんの原因とされる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」は、ごくありふれたウイルスである。

② ワクチンは、すべてのHPV感染を予防するものではない。効果は限定的である。

③ HPVに既に感染していたら、ワクチン接種は、がん発症の危険性を増す可能性がある。

④ 発がん性のHPVに感染しても90%は、自然に消えてしまう。

⑤ 子宮頸がんの原因が、HPVでない可能性もある。−2003年のFDAの書類より

⑥ 子宮頸がんキャンペーン自体が、世界的な「医療詐欺」である可能性がある。

⑦ ワクチン中の成分「アジュバンド」が、人体に与える長期的な影響は不明である。

ということで子宮頸がんワクチンの何が問題かというと
「基本的な情報が国民に与えらないまま、一方的に接種が呼びかけられている」ことから国内で議論されている接種の公費負担や無料化について、それが製薬会社による政策と世論誘導によって導かれたものでないか、慎重に見極める必要がある、と述べている。


ちなみに新型インフルエンザワクチンも、今度のワクチンも同じ製薬会社であることから何らかの意図を感じないだろうか。


安易に無用に自分のからだや成長期の子どもたちに接種を強制するのは
どうか、という疑問はぬぐえない。


あえてわたしが言いたいことは、これらの議論には性交渉に関する道徳的なことや倫理的なことがまったくおざなりにされている点である。

性の低年齢化にともない、危ぶまれるこの感染症のことを
親はやはり子どもにきちんと教えるべきではないか。

また、成人してからの性の相手の選択は個々人に与えられた大事な選択権である。若い人はこのことをも大切にして欲しいと願う。