「ながらゲーム」

先日、東京都心の電車のホームで
ゲームに夢中になっていた小学生の男児が
線路に落ち、間一髪で助かった事件があった。


「ながら携帯」「ながらゲーム」・・・
このような言葉がいつから流行りだしたのか知らないが
「ながら携帯」は、よく見かける。


車の運転をしているひとが運転中に携帯電話を覗いていたり、
話したりしている。
これは法律でも禁じられているはずなのに
一向に減る気配がないのはどうしたことか。


また自転車に乗りながら器用に携帯で話しているのも見かける。
指を動かしているのも見るから、きっとメールでもしているのだろう。
スピードを出して携帯ばかりに目をやり、通り過ぎていくさまは
ぶつけられそうで、恐怖を感じる。


自転車をこぎながら、携帯を繰らなくてはならないほど
急ぎの用でもあるのだろうか、と思う。
ひとつ間違えば大きな事故につながりかねない。
危機意識のなさに、憤りを感じる。


くだんの「ながらゲーム」の男の子の場合も助かったから
いいようなものの、親の「監督不行き届き」を強く思う。
一緒に歩いていた親はどうして注意しないのか、
子どもを危険から守り、教えるのは親の役目ではないのか。
大人のマナーの悪さが子どもにしっかり伝旛している。


駐車場などでの乳児の事故もあとを絶たない。
ヨチヨチ歩きの子どもを車の往来のあるところで
なぜきちんと手をつないでやらないのか、不思議でならない。


娘にも4歳、1歳の子どもがおり、車での買い物など特に
駐車場では決して手を離してはいけない!と強く言っている。
チビたちも心得たもので、抱っこするか手を握らないと動かない。


親の少しの油断が子どもを取り返しのつかない事故に巻き込む。
かけがえのない命を守るのは親である。
こころして、子どもを守って欲しいと願う。