機会ロス


○マダ電気へ、出かけた。
わが家に複数台置いている、CDコンポの
1台がつぶれてしまったのだ。


リビング、洗面所、仕事部屋、寝室、それぞれに置いて
FMラジオやCDを聴いている。


そのなかの1台のCDコンポのCDが突然まわらなくなった。
原因はわからない。
買って年数もずいぶん経ているし、買い換えることにした。


数ある電気屋さんの中から、近くて大きい量販店である
○マダ電気を選んだのだけれど、こちらの接客態度に
がっかりして、買わずに帰ってきた。


先に、画像ソフトとテキストを求めようと売り場を訊くと
それらはすべて取り寄せになる、という。
「へぇ〜」
これだけの売り場面積を誇っていて、メジャーな画像ソフトを
置いていないなんて・・・驚いた。


インスタント食品や日用品などが山積みになっている。
ここは電気やさんと、違うのか?


今度はCDラジオを見ようと売り場を探すと
片隅に少しだけ陳列しているコーナーがあり、数も少ない。
セルフなのか、店の従業員は見当たらない。


たとえ、金額の張らない買い物でも納得して求めたいので
店員を呼び、聞くことにした。
若い男性店員はいやそうな面倒くさそうな態度でやってきた。
「単価の低い接客などやっておれないよー」
そんな感じの表情である。


買う側も、別にCDラジオに限らない。
けれどこちらも、陳列している商品はほとんど在庫がなく
取り寄せになるのだという。
いったい何のための売り場なのか・・・。


気に入るのがなければ、もっとバージョンをあげて
ミニコンポレベルにしたって構わない、こちらは思っている。


しかし、店員の嫌そうな態度を見て、もう探すことをやめた。
単価の低い商品であっても、いい品物を、誠意を持って
紹介してくれれば、その気になるのに・・・
いま満足のいく買い物ができると、次の消費につながるのに・・。


家電量販店の接客態度のあまりの悪さにもう2度と
ここには足を運ばないだろうと、思った。
今日は安い買い物でも、明日はどのようなお客になるかわからない。
そのあたりを鑑みて、プロの販売員に徹したらどうなのか。
この店の将来も見えているなぁ、と感じた。


結局、コンポはネットで探し、最初の予定していたモノより
数段、レベルアップしたものを購入することにした。
よほどこちらのほうが満足度が高い。
量販店よ、侮るなかれ。