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好きになった!



ハネカズラ サトイモ科 京都府立植物園にて



神野美伽」という演歌歌手をご存知だろうか。
初めて今日、彼女のステージを見た。
お腹の底から突き上げている、力強い歌いっぷりに、圧倒された。
迫力を感じた。
あの華奢なからだのどこから、あんな声が出るのか。
垢抜けた素敵な着物に身を包み、歌いながら惜し気もなく
手足を伸ばすと、かすかに肌が露になる。
さっぱりしていやらしさは感じない。
男のようなダイナミックな歌い方、うまいなあと思う。
それでいて少女のような可愛らしさがありキュートさを感じる。
荒木豊久?とかいう作曲家と結婚してから色っぽくなったという。


まったく不思議としかいいようのない感動に包まれた。


神野美伽」という歌手をわたしは知らなかった。
そういえば、たまにテレビで見るような気もしているが関心は薄い。
商業団体が毎年、主催している「歌謡オンステージ」に彼女が出演すると
いうことで知人に誘われた。
どうも地元出身らしい。
さほどの期待もせず、ステージを観た。
感想は、述べたとおりだが、いっぺんに好きになった!


何がこころを動かしたかって?
あのあっさりした男っぽいおしゃべりが、いい。
ライブやステージなどでは、プロの方は歌も聞かせるけれど
トークが面白くて引き込まれてしまう。


彼女も例外ではなく、それなりの訓練の賜物か、あるいは
生来のおしゃべり上手なのか、魅力的だ。
彼女の楚々とした外見とは裏腹に、なんと大胆であけっぴろげな
話し方をするのだろうか。
この地域独特のアクセントで情のこもった話し方は
年配のオバチャン、オジチャンを熱くさせるに充分だ。
わたしもそのひとりである・・・


「おしゃれな猫」さんが、いつだったかブログのなかで
「人生劇場」の歌が好きで歌詞つきで披露していた。
実は、わたしもあの歌は亡き実父を思い出し何となく好きだったのだ。
なんとこの歌を彼女が着物の裾をはだけ、朗々と歌い上げるとき
鳥肌がたつほど、感動してしまった。
バックの演奏とともに哀歓をひとしお感じ
胸がいっぱいになってしまった。


演歌に限らずニューミュージックなどのコンサートから
しばらく遠ざかっていたわたしには、久しぶりのそれは
からだ中の血が吹き出るような感覚を覚えた。


神野美伽」・・・
初めて彼女の生の歌を聴き身震いした。
ありがとう、元気をいただきましたヨ。