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今の時期・・・

サークルなど

魚がおいしい。
シニア・ナビの「アウトドア」さんがブログで、
アンコウや寒ブリの活きのいい魚を漁港で
求めているさまを拝見した。
漁港の市場に並べられた、さまざまな魚を
写真入りで公開されている。
住むところが違い、現地に出向かなくとも
活気のある市場の情景を居ながらにして、
知ることができるのだから、ネットの有り難味を痛感する。


「アウトドア」さんは、魚は1本買いがいい!とも言っていて、
寒ブリはご自分でさばいたものらしい。
お刺身がいかにも新鮮でおいしそうである。
一匹買いは無駄がなくて捨てる部分に、おいしさの
エッセンスがあるように思い、わたしもけっこう1本買いしている。


ブリのお造りは脂が乗り、ハマチとはまた一味違うおいしさがある。
さばいたあとの頭や中骨は、たっぷり塩を振り、焼いてもいいし
潮汁にしてもまろやかなお吸い物ができる。


亡き夫も魚が好きで、体の調子のいいときは義兄を誘い
早朝、漁港へと繰り出していた。
市場の中にある魚介専門の食べ物やサンで朝食を摂るのも
愉しみのひとつだったようだ。
一緒に行こう!とよく誘われたけれど、わたしはああいう
場所は苦手で、一度も同行したことはない。
今思うと一度ぐらい一緒に行っても良かったかなぁと
ちくりと胸が痛み、悔いが残ったりするのである。


小さいイワシ、アジやコガニなどもトロ箱いっぱい
買ってきては、天ぷらや、から揚げなどにしていた。
カルシウム満載である。
もちろん季節のハマチやカツオなども一匹買いし
お造りやタタキなどお腹いっぱい食べさせてくれた。
義兄が魚の調理は上手で、彼から手ほどきを受けたようである。
おかげでわが家には、出刃包丁や刺身包丁など料理人顔負けの
立派な包丁がまだ健在である。



少し小さめの金目鯛


でも肩身だけでもこんなにたくさんのお造りが・・・


今の時期、小さい魚の干し物もおいしい。

ひと晩干すだけでうまみが増し、生の状態より保存がきく。
この時期になると、夫は一夜干しを作っていた。
アジやサンマやスルメなど、物干し台に吊るしておくと
一日干すだけで立派な干物ができあがり、朝食に一品添えてくれていた。
酒やみりんや醤油につけこみ、みりん干しにしても格別である。
ちょっとした手間をかけるだけで、豊かな食卓を演出してくれていた。
「夫、作る人、わたし、食べるひと」・・だった。


夫が、自分は絶食や食事制限があるにも関わらず
食に関して貪欲で、家族のために手をかけてくれたことを嬉しく思う。
子どもたちは、魚好きに育った。
潤平もママの魚好きが伝播し、幼いながら魚を上手に食べる。


拝見した「アウトドア」さんのブログの寒ブリから
魚好きな夫のことを思い出した。
今また、わたしの身近に一匹の魚をさばいてくれる人がいて
なかなか、人生ってうまいことなっているなぁと思ったりしている。
写真は今年のお正月に撮ったものである。