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ACジャパンって?

感動・社会事象

東北巨大地震のあと、朝から晩までテレビやラジオで
繰り返されるCMがある。
ACジャパンという広告機構である。


♪こんにちは〜 ♪ありがとう〜
速報の合間からずっと繰り返されており
いまやサブリナル効果のように頭に刷り込まれている感がある。


金子みすずの詩を用いた心に迫るものや、高齢者をいたわる
優しいCMが多く何回も、聞いたりみたりしているうちに
すっかり内容を覚えてしまうほどである。


そのACジャパンって何ぞや?
公共広告機構」って言うから国の機関かと思っているとそうではなく、
番組がスポンサーを確保できない場合のCM穴埋めとして使われるCMの
ことらしい。


ウィキペディアによると・・・
「 2011年3月11日に2011年東北地方太平洋沖地震が発生した際、
その影響でほぼすべてのスポンサー企業がCM放送を自粛したため、
大半のCMがACのCMに差し替えられている。
ACジャパンの担当者によると、クライアントである一般企業の
約70%以上が自粛しているという。


その結果、ACのCMは民放各局で大量に放送された。
これにより全国の視聴者から問い合わせが殺到し、
視聴者に不快な思いをさせたとしてACジャパン
お詫びを発表する事態になった。


お詫び文章には「抗議が来た」というような記述はないが、
実際には苦情が殺到していたという。


苦情の内容は、
「同じCMばかり流れてしつこい」
「サウンドロゴが不快」
「内容が地震にそぐわない」という旨のもののほか
「企業の自粛であまったCM枠を買いあさっているのか」
「そんなCMを流すのに税金を使うなら、少しでも被災地に回せ」]
などという的外れなものもあったという。


ACジャパンはお詫びを発表したほか、テレビ各局にサウンドロゴの
削除も依頼しており、実際にサウンドロゴなしの
CMも放送されるようになった。」ということである。


確かに昨夜ぐらいから、あの「エイ・シィ〜」という尻上がりの
音楽と言葉はテレビから削除されている。


ちなみに支援団体には日本脳卒中協会日本対がん協会などがある。


あまりにも何回も同じCMを観るので違和感のあるものに
遭遇することもある。


例えば・・・
腰の曲がった高齢者が階段を上がるとき、ちらりと見える女性のお顔。
若い、シワもぜんぜんない。
そんなひとの腰が曲がるのだろうか?
出演者のミスマッチでは?と思ってしまう。
助ける高校生の靴のきれいさ。
あの年代の男の子の靴はもっと汚れていそうな気がする・・・


こんなことはどうでもいいことだが
現実との乖離は興ざめする。
それにしても広告のあり方って難しい。
なにごとも完璧はない。
とってつけたような不自然さはかえって逆効果だ。
しかしプラスだけ見よう、とわが偏見を胸に収める。


いずれにしても東北巨大地震に配してのことなので
そのことに異論を唱えるのは気がひける。
あらためて、亡くなられた方のご冥福を祈念するとともに
被災者の一日も早い復興を願うばかりである。



椿(御美衣)万博公園にて