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演歌に乾杯!

昨日は、突然「石川さゆり」の公演に行かないかと、友人から誘いを受けた。
一緒に行くはずだった知人が急遽、行けなくなったようだ。
場所は大阪は上本町の新歌舞伎座である。


新歌舞伎座は難波から移転してから、一度も行ったことがない。
どんな風になっているのか、知りたい気持ちもある。
最近は、演歌に心癒されることを感じている。
何を迷うことがあろうか。
二つ返事でOKし大急ぎで諸々を片づけ、午後4時からの
開演に間に合わせた。



石川さゆり・・・歌手生活40年になるそうだ。
いちだんと美貌にも歌唱力にも磨きがかかり、そのうえ色っぽいこと!
彼女の粋な着物姿が好きだ。
博多人形のようなその優美な姿に、女のわたしもクラクラする。
ずっと前に彼女の劇場中継「長崎ぶらぶら節」をみて
その演技の素晴らしさに魅了されファンになっていたのだ。
人情味があふれ、彼女の人間性に触れたような気がしている。


同じような意味で「神野美伽」も地元の商業団体が主催したコンサートで
そのトークのうまさとエネルギッシュな歌いっぷりに
圧倒され一度に好きになったひとりである。
これで二人目の演歌歌手への傾倒である。


演歌でも、お涙頂だいの思わせぶりな歌い方は、好きではない。
こんなことを言ったら、演歌の大ファンには怒られそうだが
単調な歌詞とメロディに飽きが来てしまうのである。
いやいや、歌詞は情緒的で日本人の心を表しているけれど
メロディは少し早いほうがわたしは好きだ。


着物を着て茶目っ気たっぷりに、舞台の端から端まで飛び跳ねる。
可愛いなぁと思う。
キリッと堂々と、脚を外に向けてお腹の底から声を張り上げ
男っぽい歌い方がいい。
その男っぽい歌い方に「色っぽさ」を感じたりする。
あでやかな着物姿と愛惜のある歌とのギャップ。
それがいいのかも知れない。


プログラムは以下のとおり、HPから拝借しました。


夢売り瞽女(ごぜ)
東 憲司=脚本・演出
たまたま見えぬそれだけで、度胸満点器量よし。
光は見えぬが夢を見る・・・あまたのひとが笑う夢。
目が不自由な女旅芸人である瞽女。厳しい修行と戒律のなかにあっても、
不幸を微塵も感じさせない底抜けに明るい瞽女がいた
――その名は、夢売り瞽女・たまえ。
たまえが流れ着いた村にはたちまち幸せの種がまかれ、
人々の喜びを実らせたという…


石川さゆりオンステージ
曲目 


津軽海峡・冬景色 ♪能登半島 ♪天城越え ♪滝の白糸 ♪風の盆恋歌
飢餓海峡 ♪ウイスキーが、お好きでしょ ♪北の女房 ♪だいこんの花
♪桜夜 ♪惚れたが悪いか ♪朝花 ♪夕焼けだんだん  …ほか



夢売り瞽女(ごぜ)は、古くから言い伝えられている
民話が基になり素朴で村人たちのために
尽くす夢売り瞽女(ごぜ)を淡々と力強く演じていて心に響いた。
気持ちがほっこりしてくる。
歌はもちろん、着物にも魅了されっぱなしである。
突然、舞い込んだ演歌の生に体中の血が入れ替わるような感動を覚えた。
わたしも立派な?日本人である。
しかし芸能人とはいえ、色っぽさを失わない同世代の人の
それはあっぱれだ。
また、ひとつのことを成し遂げて邁進している姿に
元気づけられた気がしている。
演歌に乾杯!