紅茶の是非・・・

ここ数年、コーヒーより紅茶を飲むことが多い。


長いあいだ珈琲が好きで、こだわって飲んでいたにも
関らず、あっさり紅茶へ移行したのはいつごろだったか・・・
豆の種類にもこだわり、あの香りに包まれると
最高のしあわせを感じたものだったのに。
人の嗜好などあてにならないものである。
いや、わたしだけかも知れないが。


紅茶を飲むことの効用をあらためて記してみると・・


老化防止、血小板凝集抑制、抗突然変異、抗ウィルス、
抗菌、抗ガン、抗虫歯、整腸、コレステロール低下分解、
二日酔い防止、血圧上昇抑制、抗肥満、抗糖尿病、抗酸化(疲労防止)、
利尿、精神リフレッシュ効果などがあり
からだに良さそうである。


加えて、女性のための朗報として見逃せないのが
日焼けのアフターケアーだ。
日焼けをしたときに、濃く煮出した紅茶をぬるめの
お風呂に入れて入浴すると、カテキンの効果により
ほてりを沈める効果があるそうだ。


また、痛んだ髪のケアにシャンプーをした後に、
薄めの紅茶ですすぐと、カラーリングで痛めた髪に効果があるという。


紅茶の効用ってこんなにあるとは知らなかった。
日焼けと、シャンプーあとのケアはまだ試して
いないが、いつか試みようと思う。


このように紅茶に傾倒しているわたしであるが
最近ひとつのからだの変調に気づき、少し飲むことを控えている。


つい先日も友人が、わが家を訪ねてくれたおり、
紅茶でもてなしたのだが、頻繫にお手洗いに立つではないか。
「紅茶って利尿効果があるのよね〜」と恥ずかしそうに言う。
確かにわたしも、トイレに行く回数が多い。
頻尿ということだろう。
こんなに行ってもいいのだろうか・・少し不安になる。
あんまり回数が多いので我慢をすると今度は膀胱炎症状になる。


過日、チビたちを連れて娘とバスツアーに行ったとき
やはり「トイレ頻繫」が不安だった。
団体旅行では、家族の気楽な旅と違い、皆に合わさないといけない。
それに潤平たちの面倒も、みないといけない。
わが身のトイレになど関っておれない。
いつものように熱々の紅茶を持参したが
その日は生姜をたっぷり摩り下ろして入れると
からだが温まったのか、トイレに行く回数も減った。
紅茶は、からだにいいのか良くないのか、よくわからない。


ここ数日、頻尿から遠ざかるため紅茶を控えているのは、そのためである。
確かにトイレにいく回数が減って来たように感じている。


ものごとには常に表裏一体がつきまとう。
何ごとも、ほどほどがいいのかも知れないと思いつつ
少しずつ珈琲に、移行させている自分がある。