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笑うに笑えない話し 第二話 (ジェットコースター飛行機)

こんばんは〜〜
毎夜、熱帯夜ですね。
眠れない方のために、昨日の話の続きをご紹介します。
コメントのなかにシニア・ナビの、まこさんが触れておられる
ジェットコースターのような飛行機のお話しです・・・


筆者は同じく近藤 大介氏
(1965年生・ジャーナリスト)です。


以下 全文掲載

<ジェットコースター飛行機>


今回の高速鉄道事故によって、このところ高速鉄道の普及で
意気消沈気味だった航空業界が、息を吹き返しているという。
だが、ある意味、中国で飛行機ほど恐い乗り物はない。


中国で国内出張があるたびに、思い悩むのは、
取引先との商談のことではなく、往復の飛行機のことだ。
とにかく国内線は、ジェットコースターのように揺れるのだ。
特に、「国航」(中国国際航空)、「東航」(中国東方航空)、
「南航」(中国南方航空)の3大航空会社のうち
南航以外の2社は最悪だ。


先日、上海に行った時、例によって機内がジェットコースター状態になった。


それで後方部に控えていたスチュワーデス二人に、
「あなたたちは毎日こんな飛行機に乗って恐くないのか?」と聞いたら、
「飛行機ってこういう乗り物じゃないの?」とあっけらかんと答えた。
さらに着陸後に機長に噛みついたら、「墜ちてないのになぜ文句を言うのだ?」と開き直ったのだった。
私は「墜ちたらこうして文句なんか言えるか!」と喉まで出かかって
アホらしくなってやめた。


この中国国内線の異常な揺れについて、中国で勤務する
日本航空幹部の友人に聞いたところ、次のように解説してくれた。


「日本の国内線には、機長が細かい搭乗記録をリアルタイムで、
自社もしくは他社の後続機に伝え、それを後続機の機長が
参考にするシステムが確立されている。


例えば『いま通った××に大型の雲が発生していた』と残せば
10分後に同じルートを進む機長は、その雲を躱したルートを取れるわけだ。
ところが中国にはこうしたシステムがない。


もう一つは、操縦士の杜撰な訓練システムだ。
先日、若手操縦士の訓練交流で中国の訓練施設へ行って愕然とした。
日本では操縦桿を1㎜単位で、細心の注意を払って動かす
訓練を徹底してやるのに、その訓練所では、
何と壊れた操縦桿を使って訓練していた! 


しかも操縦士不足のため、極めて短期間の訓練を経て
パイロットになっていくのだ。
これではいつ事故が起こってもおかしくないと思った」


実際、昨年8月に黒竜江省伊春で、42人が犠牲になる墜落事故が
起こったことは記憶に新しい。
この時は効率を上げるため、整備不良のまま発進していたことが発覚し、
大問題になった。


さらに中国の国内便の場合、何のアナウンスもないまま、
突然搭乗ゲートが変更になったり、
滑走路で離陸準備に入ったまま数時間留め置かれたりと
いうことが、よくある。
報道によれば、2010年の中国国内線の不正常発着率は2割を超えたという。



ということで、身の毛もよだるようなお話し・・・
ますます眠気が吹っ飛んだかも。
失礼しました、安眠を妨害して・・・。


続きがまだあります。



こぶしの実
つぼみが開く直前の形が子供のにぎりこぶしに
似ているところからこの名前になったらしい。
万博公園にて