発表会デビュー?

30年近い前の写真をアップしたことを娘に話すと
「え〜っ、あんな不細工な写真を!?」と
今度は、娘がのけぞり、えらく叱られてしまった(-_-;)


確かに彼女の名誉のためにひとこと付け加えると
少し、さなぎが蝶に脱皮するがごとく、それなりの女に成長したのだ。



師走ともなれば、あちこちでクリスマスに関する催しが行われる。
ばぁばは、5歳と2歳、それぞれに付き合うから楽しくもあり、忙しい。
先日は潤平のクリスマスコンサートが行われ、からだの大きい彼は
トップバッターに出てきて居並ぶ。



大きく口を開けて、ほんとに楽しそうに力いっぱい歌を披露する。
ステージの前で、ときどき鼻をほじくっている。
痒いのだろうか、目立つなぁ・・・まったく・・
サンタさんの衣装をまとい、父母の前で歌う彼らを見ていると
よくここまで育ったなぁ・・・
祖父母も、また胸がいっぱいだ。


ママは、いつものように目をウルウルさせて
「去年は、ジュンもあんなンやったんやぁ〜」
特に年少組の小さい子たちを見ると感慨深げである。
1年ちがうごとに、成長の度合いが違う。
どの親も、祖父母も目じりを下げている。


もうすぐ3歳になるかえでは、この4月から「リトミック」の教室に通っており
昨日は、晴れてその発表会の初舞台となった。
やっとオムツがとれたような幼い児が、どんなことを見せてくれるのか・・


先生は、あるオーケストラのフルート奏者で、娘よりずいぶん若い。
ピアノの音に合わせて、うさぎやきつねや、あらかじめ
教えられている動物の動きを真似て、飛んだり走ったりしている。
それでも、よくピアノの曲を聴き分けているものと感心する。
まるで動物の調教のようなものだ。
ちびっこたちは、楽しそうに、はにかみながら
舞台の途中でママに抱っこされに行く子など、多彩である。


小さなちびっ子たちの発表会が終わると先生とオーケストラ
メンバー有志による、ささやかなコンサートの開始である。



クリスマスソングとは縁遠い、クラシックばかりの選曲だ。
ちょっとちびっ子たちには、難しく退屈かもしれない。
でも小さいころから生のクラシック音楽に親しむ機会があるというのはいいことだ。
ショパンやモーツアルトのなじみの曲が多く、大人がしっかり愉しんだ感じである。


ママは、ひと通り子どもたちの行事が終わり、ほっとしている。
センセイはもっと大変だったろう。
ありがとう。
ばぁばも、何にもしなくても疲れた。
やれやれ・・・おつかれさまぁ。