今日の1枚 ギリシャ、ミコノス島にて

数年前に訪れたミコノス島で1枚の絵を買った。


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現地の砂浜で老画家の絵描きさんから直接買ったもので
当時、日本円で10,000円ほどだったと思う。
蒼い海と白い家のコントラストがひときわ胸にせまり、欲しくなったのである。
「安くならないか!」とジェスチャーでディスカウントの
交渉を試みたが、ニコニコ顔でNO!


その代わりといって朝のもぎたて野菜、日本のとは
比べようもないほどの大きなキュウリをいただいた。
何でキュウリやねん?・・・
しぶしぶ持ち帰り、ホテルでさっそく仲間と丸かじりした。
あまり、おいしいとも言えない大雑把な味だった。


ミコノス島は、アテネからピレウス港までバスで行き
エーゲ海でのクルージングである。
たくさんの島々が点在し、美しいディノス島を経て
ピレウス港から数えて3番目がミコノスだ。


島にへばりつくように建つ、真っ白い建物群。
窓枠も扉も色彩はグリーンや黄色で統一されていている。
石畳の小道が迷路のように続いているミコノス・タウン。


町を散策するとかわいらしい風車や教会、
ボートやヨットが浮かぶ港、


日が暮れるのが遅く午後5時過ぎでも真昼時のように明るい。
こちらの住人もごたぶんに漏れず、あまり働かない。
夕方から続々と車を連ね、食事やお酒を楽しみにレストランへ。
駐車場がないので道路はいつも混んでいる。



午後9時ごろにようやく闇が迫る。
夕焼けが素晴らしい。
ずっと見入ってしまった。


ミコノスタウン名物のペリカン君。
人なつこっくて傍によっても逃げないのが可愛い。




ロイヤルミコニアンホテル
迷路のような入り組んだホテルはインテリアも素敵だが
迷子になりそうで部屋にひとりでは、たどり着けない。



目を閉じるとミコノスの鮮やかな風景がよみがえる。
わが家に似つかわしくないモダンな絵は
眺めるたびに、また行ってみたいなぁと、こころを掻き立てる。


ミコノス島の思い出を1枚、パソコンで描いて遊んでみた。
懐かしい思い出にふけりながら・・・・


遠景の海に輝く朝日と白い建物・・
なかなか難しい・・・(-_-;)