食いしん坊の話し

連休最後の日曜日。
朝からどんよりとしている。
今にも降りそうな空模様だ。
マンションの子どもたちの遊び場には人っ子ひとりいない。
珍しく、ひっそりとした朝である。


わが家ものんびりとした休みを貪っている。
この週末出かけることもなく、食べたり呑んだりウチ食ばかり・・・。




大きなタケノコを数本いただいた。
タケノコご飯、タケノコと昆布の煮物、タケノコのばら寿司・・・
そしてタケノコの天ぷらとタケノコづくしである。
天ぷらの写真は、ない。
熱々を頂きたくて、それどころではない。





そして50センチもありそうな大きなヒラメを一尾求め、それは5枚におろし、お造りにして大きな中骨は荒塩を振り塩焼きにした。
お造りは食べきれないので近くに住む姉に分けた。





わが娘たちは、声をかけても取りに来るのが手間なのか
見向きもしない。
喜んで姉夫婦は持ち帰り、頭は煮物にしたら
おいしかったと言っている。




だんだん歳を経るごとに、わが家での食事が一番舌に合い
おいしく感じるようになった。
食材を新鮮なうちに、使い切る・・・。
旬のものを「おいしいなぁ」と満足しながらいただく。
ささやかな昼餉であり、夕餉である。





一年ぶりぐらいにした甘いカレーライス。
残ったのをカレースパゲティにしてみた。



実家の義姉から
今年もちまきが送られてきた。
子どものころは、そうおいしくも感じなかったのに
いまごろになって待ち遠しいと思うほどになっている。
義姉は母の味をいっぱい受け継いでいる。
母を思い一口ひとくち、大切にほおばっているわたしがいる。
地元産の醤油が一番よくあい、
きなこにまぶすと、「わらびもち」のようになる