サンタさんならぬ「クリスマスローズ」が、わが家にやってきた。
もらわれてきた!というべきか。
成長著しい立派な「クリロ」は葉っぱも生き生きと茂り、
この冬開く花芽も、愛らしくつけている。
今年のこぼれ種からできたという、小さな子どもの「おまけ」つきである。
いとおしい「クリロ」は、シニア・ナビのSさんから頂いた。
大阪在住でピアノの講師を長年されている。
彼女のブログには毎年、ダブルやシングルの新品種や
珍しい色彩のクリロが朝露を浴びて数々アップされる。
よくこんなに上手に育てられるものと、枯らしてばかりいるわたしは
羨望と垂涎と、ため息まじりに見せてもらっていたものだ。
あまりの美しさにコメントなどを寄せているうちに親しくなり
ナビのなかでミニメールの交換をするようになった。
そして「クリロ」を「今年の秋に差し上げますよ〜」と言ってくださっていた。
そしていよいよ、「クリロの嫁入り」である。
わたしがナビを退会したあとも、
「お会いするのを楽しみにしています〜」と
メールが寄せられ、約束どおり会うことになった。
Sさんのお嬢さんが出産した病院が、わが家の近くにあることと
こちらの地理に詳しいことから、車で1時間もかけて来てくださった。
お孫ちゃんも無事生まれ、ようやく時間の余裕ができたという。
「どんな方なのだろう?」
恋人に会うような心持で、ワクワクして待っていると
ストレートのセミロングの髪を揺らし、生活臭のない素敵なミセスが現れた。
ずっと音楽をなりわいとしていているせいか、とても若々しい。
会ってすぐに打ち解け、話が弾んだ!
このようなところがネットの良さか。
つい最近、そのネットやサイトのことで憂いを感じ、悩んでいたことも忘れて
やっぱり人はいいなぁ・・・
「バーチャルがリアル」」になるときっ、ていいなぁと思うのである。
もらったクリスマスローズのりっぱなハチを眺めながら
またまたネットの不思議と嬉しさを噛みしめているところである。
ありがとう、Sさん!
来春、立派に花を咲かせたら、ブログにアップします。
見てくださいね。