ありがとう。

数か月前から企画していた女性だけの「親睦の旅」を終えた。
京都は嵐山へのオフ会である。



昨秋の神戸・六甲山、今年の初夏の箱根に続き
宿泊を伴う女性だけの旅は、3回目になる。
それまでの「六甲山ホテル」「山のホテル」に
負けずとも劣らずの素敵な旅であり宿であった。




やっぱり女性にとって旅の一番の醍醐味は
観光も去ることながら、「肥えた舌を満足させることと宿のおもてなし」
に尽きるのではないだろうか。


今回はそれらを存分に満たしたオフではなかったか。
特にホテルが素晴らしい。
古来の旅館の良さとホテルの合理性を兼ね合わせている。


選んだホテルは「花伝抄 (かでんしょう)」
最近あちらこちらのネット広告を見かけるが
企画した夏ごろにはまだひっそりと認知度も低く
たまたまネットで厳選してのホテル選びである。
阪急嵐山駅から1分の好立地だ。



これまでのホテルのなかでは最高のランクである。
5つ星ホテルと命名したいぐらいだ。


経営母体が上場している資本の余裕のある企業である。
様々なリサーチなどを経て昨秋オープンしたホテルであり
接遇などのおもてなしや、宿の雰囲気、食事
温泉など憎いほど気持ちが込められているように感じ
参加者の満足度は高かった。


特に食いしん坊の女性にとって温泉あがりの夜食や
アイスクリームなどのサービスは予想外であり
「お腹がいっぱだ!もう入らないわ」と言いながら
どんどん受け入れ、「一晩で体重がⅠキロ上がっていたわ」と喜ぶ
同室のRさん。わたしも同じく(^。^)y-.。o○
畳と洋室をミックスさせた部屋にみんなで集まり
寝ころんで談笑し、あれこれと話は尽きない。


一日目は、嵐山・嵯峨野界隈を散策。
ひっそりとした竹林やのどかな山道を
晩秋の匂いたっぷり味わいながら歩いた。
ひなびた風景が心を癒す。


2日目は、会ってから皆で決めようと
言うことで、「嵯峨野トロッコ列車」に意見が一致。
しかし現地でないと切符の予約は出来ないらしく
ホテルをチェックアウトしてから、またゾロゾロと
嵐山の賑やかな通りを歩きながら最寄りの駅まで着く。


人、人、ひとでいっぱいだ。
予想していた混雑であるが、立ち見席とを
混合してようやく乗り込めた。
保津川渓谷もすっかり秋の化粧に衣替え。
見ても眺めても飽きない「山の笑い」である。




バタバタとそしてゆったりとした京都嵐山を主体にした
女性だけの親睦の旅はあっという間に幕を閉じ
あとには心地よい余韻が残る。


京都駅にいったん戻るとタクシーで清水寺へ。
参加者のひとりはかつて夫と訪れたその地を
懐かしみ、心の中で対話していたそうである。
きっと亡き御夫君も一緒に京都の旅を
愉しまれたのではないだろうか。
良かったね。



東京からはるばるお越しいただいたBさん、神戸のRさん、奈良のMさん、
そして今回案内役を助けていただいた大阪のNさん。
お会いできて嬉しかったです。
たっぷりお話し出来ました。


また何かの機会があればご一緒してくださいね。
ありがとう。