晩秋に・・・

いよいよカレンダーも残すところ1枚となった。
一年の早いこと、駿馬のごとくである。
日々を悔いのないようにと思いながらあっという間に歳を重ねている感じだ。


晩秋の色濃いこの時期の散歩も気持ちがいい。
清々しい空気をたっぷり吸うことが
お気に入りの早朝の散歩だったけれど、
さすがに午後からののんびりコースに切り替えた。


見慣れた散歩道に、小菊や皇帝ダリアが道行く人の目を惹き、河川敷の木々も目いっぱい黄色や赤に模様替えしてそのさまをせせらぎに映している。


ごく平凡な散歩道ではあるけれど四季の移り変わりをしっかり感じさせてくれる。
ぽかぽかと暖かい陽気を背に受けながら近場の晩秋をも愉しめる今をしあわせに思う。


日向の匂いのする布団にもぐりこめるしあわせ。
つつがない日常に、感謝である。


賀状のデザインも作成中である。
何種類か作ってみた。
今年は、これまで減らす一方だった年賀状を久しぶりに増やすことにした。
以前の職場のひと、かつてのお稽古ごとの仲間、旧い知人、友人。
長らく無沙汰をしていた方たちとの旧交を温めたい。
そういう思いが濃くなり今年は住所録の作成や分類に余念がない。


晩秋のいま、炬燵のなかでお茶をすすりながら
思いを巡らせるのも愉しい。


賀状はよろしければ、どなたでもお使いください。



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