気がつけば・・・

ブログのアクセスが20万ヒットを超えている。
年内には20万に届くかも?と思っていたら
いつのまにやら・・・である。



2年ほど前の作品


はてなダイアリー」は、2010年3月中旬ごろから始めていている。

カウントにさほどの執着心も持たないけれど、3年近くのあいだに
これだけの方が訪問、閲覧してくださることは、やっぱりうれしい。
励みになる。


愚にもつかない駄文を連ねているけれど、「書く」という作業は
意外なカタルシス効果をもたらすものである。
こころに沈殿するよしなしごとを吐き出すことで
自らのもつれた糸をほぐす役目もあるように感じ
内面の吐露は、簡単にできるストレス解消法だとも言える。


ブログの内容に対して共感してくださることも
異論、反論も大いに歓迎している。
あんがいに他者の異論などが自らの成長に役立つようにも思え
未知の方とのコメントのやり取りもおもしろい。


まったく世の流れにつれ「思いもしないこと」が出現するものである。


いまや、激流のごとくipadやスマホが主流になりつつあるなか
わたしは、キーボードを打つ方が好きだし
パソコン派から変わることはないだろうと思っている。


まだ「ブログ」という概念が薄かった10年前の2002年ごろから
稚拙な文章を書き始め、最初は自分のホームページのなかで綴ってきた。


2003年に夫が逝き、長い闘病に終止符が打たれたのだが
その前後の葛藤や寂寥など書かずにはおれない、というのが心情だった。
書くことでずいぶん救われた感がある。


夫の体調に一喜一憂しながら辛い日々を重ねていた。
20年のあいだ仕事をしながら、夫を看取る・・・
家族総出の一大イベントではなかったか。
このことは、2005年に1冊の本にまとめた。


それぞれ子どもたちも独立し、家庭を持った。
この10年の変遷は、大きい。
悲しみも、慶びごともいっぱい詰まった10年であり、歳月を思う。


わたしにとっては、今が一番の安寧のときだ。
穏やかで、精神的にも満ち足りた黄金のときと言えるかも知れない。
日々、様々なことを感じ、思い、生きている。


はてなダイアリー」は、書き始めてから半年ほどは毎日記していた。
だんだんと息切れがし1日おきになり、いま少しいい加減になり
「気が向いたら」という、ていたらくだ。
それでも2,3日のあいだには書きたい気持ちが募ってくる。


余談ではあるが、拙ブログの過去記事のなかで
本人の了解を得て書いた熟年の恋愛「知(痴)人の愛」
娘が結婚し3人のチビたちが(孫)世に排出された感動を
ばぁばの目で綴った「家族」のジャンルは、わたしのお薦めである。
よろしければ、一読してくださると嬉しい。


この気まぐれなブログにお付き合いくださる読者には
ただ、ただ感謝の念しかない。
20万ヒット・・・皆さまのおかげです。


負荷を伴なうことなく、自らをボチボチ吐き出したい。