いま欲しいモノ

 

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 ドンキ・ホーテ(1260×460)を60%に縮小している。

 

ブログのテーマで「10万円手に入れたら」というのが、

あったように記憶している。

つい最近のことではあるが、そのときはさほど関心も持たなかった。

年齢を重ねるにつれ、あれが欲しい、これを手に入れたいという

「物的」欲望が薄れている。

 

けれど一方では、ブランドもののバッグや

アクセサリーなど、今でも最新のおしゃれなモノを見ると

女こころが揺れるかも知れない、と思ったりする。

いつまでもおしゃれでいたいしワクワクしていたい気持ちもある。

 

けれど悲しいかな、現役時代と違って今はホイホイと買えないのだ。

年金も満額になるまで2年ほどあり耐乏生活この上ない。

今はじっと我慢の子である。

 

で、その時は気にも留めていなかったが、今なら迷わず答える。

「23・5インチのパソコン」が欲しい!!と。

数年前からパソコンで絵を描いていて愛用しているのはVistaのノートだ。

ディスプレイは15.4型液晶で、画像はXPに比べて格段に美しい。

使い始めて5年ほどになる。

 

サクサクとよく動きネットにも何ら問題は、ない。

昨年、プロバイダーを大手に変更して以来、

不通になったりすることもなく機嫌よく活動?してくれる。

重宝している。

 

ただ、絵を描くときに景色などの場合、大きな画面で描いたら

どんなにいいだろう、という欲望も頭をもたげている。

全体を見ながら、描けないのが辛くなってきた。

それで、昨年だったかに「モニター画面」だけネットで取り寄せてみた。

パソコン本体込みで買うよりはるかに安いからだ。

 

ところが本体のVistaのノートパソコンの解像度が低く

せっかく大きなモニターをしつらえても意味がないことがわかり返品した。

 

しようがないから、炬燵のうえの愛用のノートで

画面をスクロールしながらボチボチ描いている。

これも悪くはない。

第一、ディスクトップだと移動できないし、

寒がりのわたしは冬、炬燵から離れることができない。

 

機嫌良く小さな画面で描いていたものが

つい最近1600×840の大きめの横長の絵に挑戦した。

う~ん、やっぱり描きづらい。

横や縦に画面を動かしながら、描いていたがけっこう面倒である。

おまけに「9人のパリの貴婦人」を描いていると

一人ひとりの衣装や髪型など細かく描く必要があり

スクロールしてもドレスの上下に微妙に色に違いが出てくる。

 

不便だなぁと思い、ふだんレッスン用に使っている

19インチのXP、ディスクトップで描いてみた。

やっぱり楽だ、かなり描きやすい。

 

出来がった絵はVistaで見ると色合いに差がある。

もちろんVistaのほうがきれいで鮮やかだ。

予想していたことだが、やっぱり文明の進化には叶わないなぁと感じた。

 

かくして23.5インチのディスクトップパソコンの

最新モデルを検索してみる。

ブランドに、こだわらなければ、それなりの価格である。

でもやっぱり買う以上は性能など一番良いのがいいなぁと、欲求だけは大きい。

 

物欲はしばらく、なりを潜めていたけれど

大きい画面のパソコンには執着している。

まだまだ「我慢大会」は続くだろう。