「とっとり花回廊」と「足立美術館」

 

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久しぶりに地元のツアー会社が企画するバスツアーに参加した。

行ってきたのは、鳥取県にある「とっとり花回廊

そして島根県にある「足立美術館」である。

花が大好きなわたしは、どんな花に出会えるのか、期待が大きく

足立美術館は以前から行きたいと思っていたから

どちらもワクワクする思いで出かけた。

 

大阪から中国道、米子道を通って蒜山高原で昼食。

道中、山を切り開いた中国道や米子道の山々はうっすらと霞みがかかり

ところどころに山桜が薄桃色の顔を出している。

延々と続く山の笑いの景色にずっと見とれていた。

4月、5月になると新緑がいっそうまぶしくなり

いつ訪れても飽きない絵画のような世界を醸し出す。

 

蒜山高原からは、頂きにまだ冠雪している大山が

目に飛び込んできた。

こころ洗われる山の清々しさである。

バスから降りるとその空気の冷たさとおいしさは

やはり大阪とは全然ちがう。

 

あらかじめ予約していた昼食の「山菜おこわ定食」は

思っていた以上においしかった。f:id:mursakisikibu:20130331202712j:plain

 

 

とっとり花回廊」では期間限定のらん祭りが開催されているそうで

こんどの企画の目玉にもなっていた。

フラワードームには胡蝶らんを、ふんだんに使った豪華な

15メートルほどもある、らんのトンネルが見事だった。

どれもこれも圧巻だが、写真にはさほど収めていない。

なにしろ見るのに精いっぱいである。

ハーブガーデンもゆっくり観たかったが時間がない。

 

ドームのなかで名物の「梨のソフトクリーム」を食べたが

梨の触感はあっておいしかったが、少し香料の入れ過ぎ?

あとあとまで口にヘンな味が残って残念だった。

短い時間に大急ぎで見て回り、じっくり見られなかったのが、惜しい。

あでやかな豪華ならんと、チューリップやヴィオラなど春の

花がたっぷり楽しめる「とっとり花回廊」は、聞きしに勝る

テーマパークのようである。

 

でもまぁ、わたし自身の正直な感想としては・・・

蘭は小さいのを好み、山野そうなどひっそりと咲く花に一層の

魅力を感じるかなぁ・・・である。

少し人工的な空間があり過ぎとも感じた。

でももう少しじっくり時間をかけて花たちをみると

もっともっと良さが認識できるのかもしれない。

 

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足立美術館は次回に・・・