ツバキ(岩根絞り)万博公園にて
ちょうど起きたときだった。
布団から離れるときにめまいのようなからだの揺れを感じた。
朝5時30分過ぎのことである。
「あっ~地震ではないのか!」
仏壇のある和室から慌ててリビングのキッチンテーブルの下にもぐった。
20秒ぐらい揺れたのだろうか。
ユラユラと部屋の中が揺れているのを音で感じた。
思わず、こころのなかでお題目を唱えていた。
時々お経をあげるときのお題目である。
そして娘宅が心配になり携帯に電話をすると
怖がった声で「お母さんも大丈夫?」と訊いてきた。
とにかく、子どもたちを守らねばならない。
まずは頭を守るために帽子か頭巾をかぶせること、
(頭巾は幼稚園などで配られている)
靴下をはかせ、靴もそばに置き緊急の行動に備えることなどを伝えた。
テレビをつけると地震報道一色だ。
震源地は淡路島、M6だという。
関西空港への橋も閉鎖されたようだ。
津波の心配はなさそうだが、地震は怖い!
毎日、入浴後にお湯を抜いているお風呂にすぐに水を張った。
わが家は集合住宅の10階である
トイレの水も確保しないといけない。
そして保存している飲料水の点検、1,5ℓ入りが10本あることを確認。
防災グッズを開けて中身を点検する。
ラジオつき懐中電灯もちゃんとついた。
ローソク、マッチなど諸々以前用意していたものを改めて確認。
乾パンなどの保存食も確認。
本棚のガラスの戸にテープで目張りをした。
そしてカウンターのガラス戸も同じように張った。
あとの処理が汚くなるけれど仕方がない。
ガラスが散乱するよりマシだ。
当分、この地震の恐怖から逃れられない。
備えあれば憂いなし・・・
真剣に防災について考えよう。
どうか、どの地域も被害がありませんように・・・