毎日、今日は言おう、あしたは・・と
言いだせなかった「タバコの煙」のことをようやく、言えた。
昨日のことである。
以前ブログでも触れた「紫煙」のことに
たくさんの方から素晴らしい知恵をいただき
さてどのように何を実行しようか・・・思案していた。
相変わらず開け放した窓からはベランダを介して
あのイヤなタバコの匂いが部屋に流れてくる。
気にし出すと、ずっと気になるものでそれがストレスにもなりかねない。
一刻も早い解決を望みたい。
理事会に議題として提案してみたらどうか、とのコメントもいただいた。
なるほど、その手もあるか・・と顔なじみの同じ棟の役員に電話で打診してみた。
まずは、「ベランダタバコ」の苦情がないかどうか、
そのような議案を勘案中でないかと尋ねた。
一度だけ役員の中から苦情らしき案が出て
理事会全体で注意喚起をしようということになったのだが
住人同士のもめ事になりかねないと察知した
管理センターから待ったがかかったということである。
以来その件には、触れていないとのこと。
確かにタバコの嫌いな人にはベランダからの紫煙は
苦になるだろうから、エレベーターのなかの告知程度は
できますよ~という返事だ。
ピアノの音なども以前トラブルになり問題になったけれど
今は新たな紫煙のことも侮れない。
ただ騒音を我慢するだけならまだしも、紫煙は自らの健康がかかっている。
自身がタバコを吸う役員の言にがっかりした。
住民はこの程度の「民度」なのか?・・・
ならば、人を当てにしても埒があかない。
自分の身は自分で守ろう!
寝ても覚めても気になる。
意を決して、隣をチャイムを押した、決死の覚悟である。
「お願いがあるのだけど・・・」
最初は当たり障りのない会話から始めて、本題に入った。
とにかく風向きで、わが家に紫煙がたっぷり入ること、
洗濯物に匂いがついていること
なにより、気管支ぜんそくの気があるので
非常に息が苦しいこと(これはウソも方便)などを伝え
ベランダでタバコを吸うことを止めて欲しいと訴えたのだ。
「いやぁ半年も我慢してくれてはったんですか、すみません~」
ふだんから、それなりに交流のある若い奥さんは
すぐ理解を示し、謝ってくれた。
部屋の中では換気扇の前でも喚起は、変わらないことを聞いていたので
外で吸っていたのだが、そんなに迷惑をかけているとは
思ってもみなかったと恐縮している。
案外、自分のしていることはわかっていないことが多い。
他に言われて初めて気がつくこともある。
とりあえずベランダでのタバコは止めますと言ってくれた。
やれやれ・・・である。
では、どうするのか・・・
玄関先はどうでしょうか?と彼女が訊く。
ううう~ん。
やむを得ないか??
まだ玄関先なら被害は少ないかも知れない。
そのあたりで今は妥協するしかない。
喫煙者にとって頭の痛いことだろうが
健康のことを考えると少しでも早く禁煙に踏み切ったほうが?と
老婆心ながら、思う。
このことは、わが愚息にも言えることで、「聴いてるか!!」
一喝したい気持ちである。
とりあえずは一件落着で、久しぶりに気持ちの平安を得ている朝である。