お気に入りの奈良は明日香村へ行ってきた。
秋には稲淵の稲が金色に輝き朱の彼岸花との
コントラストが見事である。
春には石舞台の満開の桜で人を魅了する。
その明日香村に昨年に引き続き、この夏も訪れた。
歴史と文化と伝統の村・・・
四方を山に囲まれ、どちらを向いてものどかな田園地帯が広がる。
あるSNSで親しくなったMさんやYさんとは
タケノコ掘り以来であり、昨年訪れた「淡山神社」の東大門を
もう一度見たくて訪れた、というわけである。
明日香から車で20分ほどの距離である。
同じく奈良在住のYさんは、棚田を抜けて山を越え歩いて
その地に向かったというから恐るべし!である。
かなり、明日香近辺を歴訪されているようだ。
Mさんが最寄りの駅まで迎えに来てくれ車でまた明日香を案内して下さった。
毎回、お世話になり恐縮している。
でも安心していつも甘えている^^
「甘樫の丘」を、真夏に訪れたのは初めてだ。
涼風が頬を伝い、真っ青な空と白い雲と緑がメルヘンの世界へといざなう。
草木の匂いがむんむん。
このあたりも春秋には、リュックを背負った観光客が
列をなして歩いている。
さすがに暑い時期の今は、人っ子ひとりいない。
静寂そのものである。
奈良県立万葉文化会館のパノラマから見た
明日香村の民家の瓦の見事なこと。
国の指定がかかっており、何でもいいというわけではない。
りっぱないぶし銀の瓦で統一されている。
右側の三角に見える山が
「耳成山」そして「天香久山」だそうである。
淡山神社の東大門。
ほとんと人がこちらには訪れないのかいつ行ってもひっそりしている。
苔蒸した匂いとマイナスイオンの冷たい空気が肌を射し
真夏でも寒いぐらいである。
この朽ちて鄙びた情緒的な大門を描いてみたい。
そのために訪れた。
おまけです^^
昼食を摂った「萩王」
お忍びで行ったら良さそうな隠れや風食事処。
料理の一つひとつのメニューに食材のこだわりが感じられ
目でも舌でもしっかり堪能した。
写真はボケて失敗,残念!
大好きな明日香をおとなうことができ
嬉しいことこの上ないが、それにも増して
友との語らいが極上の喜びだ。
素敵な時間をありがとう、Yさん、Mさん。
また一つ心に残る思い出ができました。