住民同志のコミュニケーション

 

 

わが集合住宅が昨年から始めた「趣味の作品展」に

わたしも拙パソコン画を出品している。

10棟、約1000世帯が居をなしているので、賑やかだ。

 

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毎年、7月にはマンション内の祭りが開かれる。

カラオケ大会や子どもの遊び、トランポリン、金魚すくい

ゲームなどがある。

お好み焼きや、おでん、綿菓子などの出店もあり

さながら縁日のような楽しさがある。

 

 子どもや大人たちも浴衣姿で参加したのは

ずっと以前までのことで最近はぐっと減っている。

それでもイカ焼きや焼きトウモロコシの匂いが祭りを盛り上げてくれる。

 

 一年に一度の祭りは、チケット制で近隣の住人も巻き込み

大賑わいであるが、準備に手のかかる大変な行事でもあった。

 

 その祭りが縮小され、いつ始まって終わったか

わからない静かな祭りになって2年ほどになる。

 

 シニアを対象にした倶楽部や子ども会、自治会などは

細々としたコミュニケーションを保っている。

 

 昨年始まった趣味の・・は提案者が長年水彩画を描いて

名をなす画家であることは知っていた。

80歳をゆうに超すこの方は矍鑠として理事会等でも

はっきりモノを言い、気持ちのいい清廉を感じさせる人である。

 

 朝から搬入と飾り付けを出品者同士で行い

備品の調達など不足品などその方が一手に引き受けてくれ

みなが頼りにしているところである。

 

 わたしも猫の手ほどの準備をし、途中で帰って来たが

他の住人との語らいは、おもしろい。

このようなことでもない限り、顔を合わすことも

話す機会もないから、コミュニケーションの手段としては

いい案であると感じている。

 

 特に年配者がだんだん増えている当住居も

地震などの災害に鑑みて、ふだんから顔見知りに

なっておくことが心丈夫だ。

 

 飾り付けの途中で写真を撮らせていただいた。

皆さん、力作揃いだ。

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ジオラマ・・動きます。

 

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畳1畳近くある立派なレースのテーブルクロス。

ベッドカバーの予定だったらしいが途中で断念したそうだ。

 

 

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木目込みは、大きな箪笥や飾り棚もある本格的作品群。

 

 

 

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サマーセーターいろいろ・・・

編みたくなります。

 

 

 

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写真や水彩画・・・など。

素敵な作品ばかり。

 

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わたしが持ち込んだパソコン絵画は、他の方の年季の入った

本格的アナログ作品に圧倒されたけれど

「へぇ~~どうやってパソコンで描くの?」

「パソコンで描いた」ということが、信じられなくて

理解出来にくいらしく、質問攻めに会う。

 

もっともっと「パソコン絵画」を認知してもらいたいなぁ

描く楽しさを味わって欲しいなぁと願う。

 

 土曜の午後から月曜の朝までのささやかな「趣味の作品展」

またお茶のみ友達が増えそうである。