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ちょっと気分がよろしくないわ。

社会事象

 

「0120~~」と、ナンバーディスプレイが表示された電話が鳴った。

相手が非通知や0120で始まる番号の場合

めったに出ないのだが、たまたま、受話器を取った。

 

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リサイクル業者のようで「不要になったものはないか?」と訊く。

不要なものは色々あるが、さしあたっては「二人掛けソファ」を

処分したかったので、持っていって欲しい旨を話した。

 

業者はリサイクル業の準備段階の買い取りなどを

行っていると言い、以前のNTTの電話番号簿をみて

無作為に電話をかけているのだ、という。

 

それで上記のソファのことを話すと、待ってましたとばかり

住所の確認や携帯番号など諸々何度も訊く。

面倒な受け答えがひと通り終わると

「もう一度担当者から確認の電話を!」と言うので

住所の確認などそちらでやったらどうかと電話を切った。

 

 

果たしてすぐに同じ会社の別の担当だと言う者から

電話がかかり、同じことを質問する。

「なんべんも同じことに応えるつもりはありません」

ガチャ、受話器を置いた。

 

そして数日後、くだんの担当者が現れた。

こちらにしてみれば、お金はいらないから持っていって

くれれば助かる、ぐらいのつもりで応じたのだが

これが甘かった。

 

彼らの目的は、リサイクル用のソファなどを持ち帰ることではなくて

家に眠っている貴金属や着物、ブランドもののカバンや服を

安い値で買うことにある。

しきりにそれらがないか、わが家を物色するように見る。

 

急にそんなことを言われても、いまさら売るようなものなど無い。

お気に入りの作家者の皿や、昔、若気のいたりで買った

「シマダ・ジュンコ」や「アシダ・ジュン」「トリイユキ」

ブランドの服などあるが、今さら二束三文で売るつもりもない。

 

ビィトンや輪がふたつのブランドのカバンや

アクセサリーや宝石もないではない。

これらを今さら、わずかなお金に換えてどうするのか。

考えたこともない。

 

担当者は「ソファ」を写真に撮り、返事待ちですからといい

ブランドの食器や着物を見せてくれという。

そして自分のところで買い取ったという品物の

画像をipadで繰り、見せる。

 

なんでも鑑定団のなにやらさんも、ウチの鑑定員だといい

目利きはある、そのようなことをさんざん宣伝している。

 

そんなもの、売るのも買うのも関心のないわたしは

「ソファが該当するかしないか返事を待たないで、あとで電話を

くださったらいいですよ~」と暗に帰って欲しい旨のことを伝えた。

 

とたんに業者は開き直るようにして居丈高に言う。

「はっきり言って売れませんよ!帰りますよ!」

「社会の役に立つ事業だと思ってやっている仕事ですから」と

口を歪めて、わけのわからない捨て台詞を吐いて出て行った

 

まったく気分が悪い。

なにもこちらから来てくれと頼んだわけではない。

勝手に電話番号で調べ押しかけたようなものだ。

よほど会社に苦情の電話でもしようかと思ったけれど

相手はこちらの家まで知っている。

逆切れされても怖いから止めた。

金輪際、知らない電話は取らないようにしよう。

 

昨今、高齢者の金のネックレスやダイヤの指輪やイヤリングなどを

買い叩いてタダに近いような値で買い取った話も

被害者の言としてニュースなどで、訊く。

 

先日の業者もこの手合いなのだとわかった。

ひとつの犯罪手法だとして注意喚起を自治体なども

促しているから、先手を打って出たものと思われる。

 

まったく、黙って家で静かにしていても

ヘンなことに巻き込まれかねない世である。

桑ばら、くわばら・・・である。

皆さま、ご用心を。