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秋来ぬと目にはさやかに見えねども・・・

家族

 

 

暑さ寒さも彼岸までというけれど、お盆の最中の

今朝など、肌寒さを感じるほどの涼風が部屋を伝う。

日中にはまだまだギラギラと太陽が照りつけ

残暑は厳しいだろうなぁと予測する。

そんなに早く涼しい思いをするなど、甘いあまい^^

 

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お盆入りの昨日は例によって仏壇には、ふだんとは違う花をたっぷり活け

野菜やくだものなどの供物と一緒に

わずかばかりの煮炊きものとバラ寿司で故人を迎えた。

朝のうちにひとりで読経をした。

一人ひとりの亡き人への思いを偲びながら・・・

 

盆や正月などといってもだんだん日常と変りない生活になり

婿殿もわが息子も盆休みなどというのは無く

普通どおりの勤務である。

 

「娘と孫ご一行さま」がお昼ごろからやってきて

深夜のご帰還となり、こちらはすっかりくたびれた。

ママは、学生時代のアルバイト仲間との同期会のような

ものがあり喜び勇んで、出かけた。

10数年ぶりに会ったという仲間との語らいが

楽しかったらしく満足そうな顔での帰宅である。

 

こちらはそのあいだ、チビたち3人と留守をすることに

なったのだが、上ふたりがよく1歳の面倒を見て

下もお兄ちゃん、お姉ちゃんが一緒だから

グズリもせず機嫌よく遊んでくれたから助かる。

兄弟の結束って強いものである。

 

孫たちとの触れ合いは楽しくて嬉しい反面

なかなか忍耐?の要る労働である。

 

でも一番下の1歳が、生まれたときから頻繁に

面倒をみているせいか、ばぁばの顔を見ると、さも嬉しそうに

満面の笑みを浮かべて飛びついてくるので、

こちらも目じりがますます下がる、というものである。

このような他愛のない非効率的に見える時間を大切にしたいと

思うのは年齢のなせるわざか・・・

 

ママが用事をすませるために、ひと足先にわが家を訪れた

7歳と4歳は、わが家に入るなり開口一番

「あの怖い本、もう無い?返した?」と訊く。

図書館から借りたことも知っている。

やっぱりまだ怖さも残っていたようである。

 

不意を突かれて「ああ、もう返したよ~」などと言っていると

目ざとい4歳が例の本を棚からみつけ、後ろ手に持ち

「ジュンくん、こわい本まだある・・・」とお兄ちゃんに見せるではないか。

しまった!と思ったが後の祭り・・・

 

「ママ、食べたりしないよね」と二人はまだ言っている。

「大事な大事な、ジュンやカエデやソウスケを食べたりなんかしないよ!」

「ばぁばも、おとーさんも、そんなことしないよ!」

世界中でジュンくんたちを一番好きなんだから!

何度も言い聞かせると、二人は胸に手を当て「ほっ」という言葉を口にし

安心したように顔をほころばせる。

セリフまでつけるなどのパフォーマンスはいまどきの子どもらしい。

 

感受性豊かなこの時期の子どもに不用意な強烈な印象の

残る話しなどしてはならない、とつくづく思ったものである。

 

さぁて今日はこれから一日、仕事だ。

いつまでも感傷に浸ったり余韻に耽っている暇はない。

つわものどもが夢のあと・・・

広くもない部屋が盛大に散らかっているのでまずは片づけを・・・