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刑務所という名の巨大労働市場

社会事象

 

 

いきなり冬がやってきた。

今朝は昨日ほどにないにしろ、やっぱり冷たさを感じる。

いまにも雨が降りそうな暗い朝。

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昨日の夕方、意を決して炬燵を出した。

最近のあまりの暑さに10月の中旬だということを忘れていて

よく考えてみると毎年この時期、炬燵を出していたのだ。

暖房用品を早く出すのは何だか辛抱が足りないようで

我慢していたが、わが家のことだ。

何も遠慮することはない。

 

絨毯を敷き、いつもの炬燵布団に足をいれるとほっこりと暖かく、落ち着く。

さっそく炬燵のなかでうたた寝をしたり、本を読んだり、みかんを食べたり・・・

ああ~~落ち着くなぁ。

 

いま、堤未果の「ルポ貧困大国アメリカⅡ」を読んでいるのだけれど

この本の第一弾は数年前に買って、読んだ。

そして第2弾を・・・以前図書館で借りたにも関わらず

また借りてしまったようなのだ・・・。

読み始めて気がついた、あれ???

またポカをやってしまった。

まったく何とかにつける薬はない。

 

せっかくだから、また読み直してみるとよく頭に入る。

といって、説明せよと言われてもわたしの読解力では、なかなか難しい。

第一弾では、「サブプライムローン」のからくりなど詳しく記していたが

第2弾では、オバマが大統領に就任直後に出版され

オバマが公約にしている「国民皆保険」に期待をかける国民や

懐疑的な評論家の声があるなか・・・

やはりというか、世界の覇権国家アメリカがここまで利権に浸食され

堕ちているのかと思い知らされる。

 

驚くのが、刑務所ビジネスの実態である。

アメリカの各州での犯罪や検挙者はかつての数字に比べ

下降線をたどっているのに、ホームレスや微罪でも

裁判官に企業などが献金と圧力をかけどんどん刑務所に放り込む。

刑務所は今やコストが低いということで民営のほうに力点を置いている。

 

「官から民へ」に飛びつき、そのコストを下げた刑務所のなかで何が起きているか。

巨大労働市場となっているのである。

第3世界並みの低価格で国内アウトソーシング、は、大手通信会社のひとつ

エクセル・コミュニケーションなどに電話をかけると

間違いなく刑務所の女性オペレーターにつながるという。

福利厚生費がかからず文句を言えない囚人を大手の企業が安く使う。

 

アメリカが風邪をひくと日本はくしゃみをする。

属国に等しい日本に、いまの非正規雇用が拡大されたのは

小泉・竹中コンビの時からだ。

彼らは雇用形態をぶっ壊した。

少しは反省しているのだろうか。

 

いまにこの刑務所ビジネスも日本に浸食するのでは

なかろうかと危惧する。

そのまえに日本の医療保険や郵政を狙っている、それも心配だ。

 

炬燵のなかでまどろみながら、小市民として憂えること多しだ。

ああ~~炬燵のなかは気持ちがいいなぁ。

今日は一日ぐうたらしていよう。