娘の所からの朝帰りである。
昨日の夕方から、ママのバレーボール練習のため急きょ、
孫っちの守りに駆り出され、そのまま泊った。
車で10分ほどの距離に住まいしている娘宅には
めったに泊ることはないのだが、夜10時を過ぎてからの帰宅は
心配だから、と、泊ることを婿殿が強く勧めてくれる。
言葉に甘えた格好である。
ママやチビたちと賑やかに夕餉を囲む。
イワシの生姜煮や、鶏や野菜の天ぷらを熱々でいただく。
魚料理が、チビたちは好きらしい。
1歳も貪欲なほど、イワシに手を出している。
ふだん孤食?が多いわたしは、やはり団欒は、いいなぁと思う。
食事のあとママは練習に出かけ、ばぁばと孫3人でカルタ取りや
トランプをしたり、ボール投げなどしてひとしきり遊ぶ。
1歳のソウスケは、ママが出かけても「ば~ばい♪」と手を振り
あと追いもしなくなった。
兄弟がいるというのは、何かにつけ心丈夫なようである。
フランスパンに手作りのリンゴジャム、さやいんげんのごま和え、
コーヒーで、朝食を皆で摂ると、それぞれ小学校と幼稚園である。
朝早く起きて、しっかりゆっくり彼らは、朝食を摂っている。
昨夜の残りの天ぷらも食べたりして朝からモリモリである。
ママが働いていると、そんな時間の余裕もないだろう。
専業主婦の特権のようなものだ。
婿殿はご宝前のお花の水を替え、給仕もしてから毎朝、ご供養をするらしい。
年を喰ったわたしでさえ、なかなか毎日の読経はできないでいる。
えらいなぁと思う。
孫たちが穏やかに健やかに成長していることに、その証を感じる。
そのあと、近くの公園を走り、軽く昼食も摂り自分の店に出勤のようだ。
娘ファミリーの毎朝繰り広げられる光景のようだ。
わたしは、というと歯磨きもメイク道具も一切用意していなかったので
顔も洗わず、ノーメイクのまま3歳を幼稚園に送って行き
娘の車で、わが家に送ってもらった。
小春日和のキラキラした11月の初めである。
朝帰りから、新しい月が始まる(^。^)y-.。o○