読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

挫折

生き方・人

f:id:mursakisikibu:20140107074247j:plain

 

またまた頓挫した。

読みかけの本が進まない。

時々、わたしにはこのようなことがある。

元来、積ん読や(読まないで積んでいるだけ)や途中で

読むことを投げ出すことは好きではないのだが、たまに、ある。

そして今回は2回目の挑戦なのに、やっぱり途中でやめた・・・。

最後まで読む気がしない。

感情的に受け容れられないのだろう。

 

昨年、本の断捨離を行い、大部分を粗大ゴミに出したり

知人にもらってもらうなどしたが「処分予備軍」として

分類して置いているのもある。

そして最終処分の前に、引っ張り出して再読することもある。

今回読み始めたのは、2000年ごろに買った(たぶん夫だろう?)

ユン、チアン著「ワイルド・スワン」だ。

 

 f:id:mursakisikibu:20140107073049j:plain

 

この作品は1991に発表された中国人女性作家ユン・チアン

自伝的ノンフィクションであり全世界で1000万部を

超えるベストセラーになっているという。

 

著者と母と祖母が生きた怒涛というべきか波乱というか

過酷な時代と中国の歴史を知る上でも面白い内容なのだが

重たすぎて、読み進めるのが辛くなる。

祖母が生まれたとき、赤ん坊のときに「纏足」を

されるときの拷問のような痛さを長年に渡って強いり

本人が嫁にいくときの最高の条件となるような時代背景。

日本が満州に侵略して現地の人を奴隷のように扱ったという件・・

 

読み進むたびに、気持ちが冷え冷えとしてくる。

 

毛沢東の時代まで読んでいないのだが

粛清や殺戮、陰謀などの繰り返しで暗く、えげつない。

言葉は悪いが今の中国の政治の在り方など

当時の思想に反映されているのか?と思うほどだ。

 

そんななか、著者や著者の兄弟たちが揃って

今はイギリスに住み、著名な学者やジャーナリストにまで

大成している過程には、興味があり知りたい気もする。

 

今回も毛沢東時代にも触れている。

中国の歴史を知る上で毛沢東の時代は避けては通れない。

 

しかし以前読んだ「毛沢東の私生活」が、それまで抱いていた

思想とはかけ離れ、飢餓や何千万という殺戮が行われていた事実が

重たくて、やっとの思いで完読した記憶がある。

 

パール・バックの「大地」も長編だったが、こちらは

貪るように読んだ。

とても感動した。

 

 

「ワイルド・スワン」は、一巻を何とか読み終えたが、

やはり最後まで読む気はない。

性に合わない。

 

どなたか、完読された方の感想を訊きたいものである。