散歩の途中で、ヤブツバキを発見。
今ではあまり見かけなくなったけれど、改良を加えていない
花びらは少し長く、いかにも椿らしい。
昔のままだ、いいなぁと思う。
樹を丸ごと、まぁるく剪定されて窮屈そう。
窮屈な木のなかに遠慮するかのように縮まって咲いている。
蕾もふっくらと淡いビンクに頬を染め葉っぱの陰に隠れている。
ヤブツバキに春を感じる。
そっと顔を近づけると甘い匂いがした。
ままごと遊びをした幼いころを思い出す。
花だけを連ねて椿の首飾りも作ったなぁ。
レンゲの首飾りも可愛いけれど椿も豪華に胸元を飾ってくれた。
ヤブツバキには、素朴さがよく似合う。
信楽焼の花瓶に挿してみた。
拙絵にPhotoshop Elements2,0で額をつけてみると
ちょっぴりよそ行きの顔になった。