痛ましい事故が・・・

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小さな子どもたちが水辺で犠牲になる事故が相次いでいる。

どれもみな、親が少し注意をしていれば防げたものばかりだ。

新聞やテレビで見聞きするたびに、胸を塞がれ、小さい子の

命が脅かされることに危機感を募らす。

そして次に「監督不行き届き」という面で、親への怒りが湧いてくる。

 

琵琶湖にキャンプに来ていた家族が、バーベキューの準備中に2歳児が溺れたという。

2歳と言えば歩き始めたばかりで一番目が離せない時期である。

路上でも海辺でも川べりでも、ぜったいに目や手を放せないことは

重々承知の上だろうが、この危機意識の甘さは何だろうと思う。

 

昨今の歩きスマホなどに見られるように、周囲に危険が満ちているのに

頓着なく、あまりに安易に物事を見ている。

想像力の欠如ではないか!

一瞬のスキで取り返しのつかない事故に遭遇することは念頭にないのか!

 

わが家にも似た月例の孫がいる。

事件・事故があるたびに重ねてみてしまい、胸がつまる。

 

一方では小学4年生の男児が川で溺れたと報じており、その映像をみてびっくり仰天!

毎朝、歩いている散歩道の川べりである。

見慣れた河川敷や近隣の家々も映っており、こんな浅い水辺で

溺れることがあるのか!と恐ろしさに身震いした。

 

子どもは父親の実家に父と一緒に来ており、ひとりで

遊びに出た最中の出来ごとらしい。

親にしてみれば、まさかの出来事で予期せぬことだったろう。

子どもが小学生にもなると、よほどのことが無い限り、親はついていかないが

その分、知らない処での身の処し方など親は危険のあることを

教えておく必要がある。

 

 2歳も4年生も、意識不明の重体だというが、何とか生き伸びて欲しいものだと願う。

 

子どもたちを守れるのは親しかいない。

乳幼児の事故の大半は親の不注意によって起きている。

また水辺に限らず、不慮の事故と言うのは思いもかけず

家庭のなかにも多々あるようである。

 

わたしも、孫守に出る時は、他のことには、目をつむり、グウタラしていても

チビたちの「安全」には、厳しい目で臨むようにしている。

湯船に一緒につかっていても一瞬のことに溺れないとも限らない。

台所にも洗剤などあると目に触れないところに隠す、など

一瞬たりとも気が抜けない。

だから気疲れするのだろう、帰ってくるとぐったりである。

 

周到に気をつけていても事故は起きる。

子どもが生まれて一人前の大人になるまで親を始めとして

どれだけの手数がいることか。

子どもを育てるというのは並みの事業ではないことを

最近、つくづく感じている。

 

どうか、せっかく授かった大切な愛おしい子を

しっかり、両のまなこで見て手を離さないで欲しい。

 

絵は昨年描いた「タチオアイ」です。

今年もボチボチ咲き始めています^^