読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「おじゃぁ~~~~」

     f:id:mursakisikibu:20140617062111j:plain

まったく、言葉が通じるって便利だね♪

2歳のソウスケが威張って大きな声で「おぢゃぁ~~」と催促する。

つい、このあいだまでお茶が飲みたいとき、テーブル上のボトルを

フニャフニャ言いながら指さしていたのに、

いまは「おじゃぁ~~~」のひと言で意が叶うのだ。

 

かつて我が子を育てていたとき、子どもたちが

「ママ、お茶!」と言おうものなら、

「お茶をどうするの?欲しいなら、ください!かちょうだい!でしょ!」

などと言い直しさせ、単語だけではすませなかったものだ。

母は厳しいよ^^

今は、ひとことチビスケが「おぢゃぁ~」と言っただけで、目じりを下げ

すぐに与えてしまう、甘あまばぁばである。

躾はママに任せよう^^

 

7歳のにぃには、生意気にも急須で淹れた熱いお茶を好むようになった。

汗だくになって走り回った後などは、冷やしたお茶をガブ飲みするが

食事のときなど、大人のような嗜好である。

それに倣うかのようにソウスケが急須の注ぎ口を、親指とひと指し指で

つまむように、ばぁばの前に持ってきたのには、のけぞった。

「ひゃぁ~~~落とさんといてよ~~あぶな~い!」

「なんで熱いお茶やの??」

味わかるんかぃ?・・・なんでも真似をしたがるヤツだ。

 

ママが留守のときに、ソウスケが食後、ばぁばの手を強く

引っ張り、納戸にしている部屋に連れていくではないか。

「あれぇ、ほじぃ~」と整理ダンスの上を指さす。

このあいだまで和室に置いてあった赤い自動車がタンスの上に乗っかっている。

いくらなんでもあれは重たいし、降ろすのは無理!

「ママか、とーちゃんがいるときに降ろしてもらい~」と言うと

尚も、まだ「ほじぃ~」と、タンスの上を指さす。

「いったいタンスの上に何があるんやぁ?」

ばぁばの視線からは、自動車しか見えない。

仕方なくソウスケの指先をたどってみると、自動車の陰に隠れるように

ママの手提げ袋の端っこが見えた。

「え?なんじゃあれは」

背伸びして手提げ袋をずり降ろすと、なんとお菓子が入っている!

チビたちの目に届かないところに隠したつもりらしい。

が、しっかり2歳は見て覚えていたのだ。

 

上ふたりも知らないことで

「ソウスケ、よう知ってたなぁ」

手柄を褒めるように、にぃにもねぇねも喜んでお菓子に飛びつく。

 

帰宅したママにそのことを話すと

「あのコ、食べものにすごいシュウチャクシンがあるねん!」

「ようわかったなぁ~」ひとしきり感心している。

おとっあんが隠しているとこをみていたのかも知れないが

それにしても、小さい子の動物的カンには驚く。

 

みんなで録画のアニメを見ようということになり

リモコンを探しているとイソイソと、どこからかソウスケが抱えてきた。

「こえ、だいじ、だいじ!」

中国人のような発音で、丸い目をクリクリさせながらばぁばに教えてくれる。

なるほど、テレビのリモコンがよく行方不明になるので

置き場所を決めてあり、勝手に触らないようにママに

言い含められているようなのだ。

「ダイジ」は、しっかり認識されている。

 

兄と姉に囲まれ、二人のあいだに当然のように割って入り

本気でケンカしたり、遊んでいる。

澄んだ愛くるしい瞳がキラキラと輝き、覚えたて言葉で自らを主張する。

2歳との、珍事の繰り返される日常に、ばぁばは頬が緩みっぱなしだ。

 

単語や言い回しは、7歳や5歳の小さいころに比べると

早いほうではないが確実に増えている。

おしゃべりできる!っていいね、ソウスケ。