たどたどしい線で、似ても似つかない「みどりの壁」を描いてみた。
模写もどき・・・だ。
そして遊び半分でもある。
それぐらい肩の力を抜かないと描けない。
射るような眼は、わずかに気に入っているが
日本人的な顔になるのは否めない。
どなたかが、前回の模写で「横顔しか描かない画家なのか?」と
質問されていたが、本当にカシニョールは横顔が多い。
真正面から見据えた絵は、少ない・・・?
しなやかで知性あふれる指先は、なかなか描けない。
難しいけれど好きな絵であり、憧れる画家である。
最近、絵を描くことが減っている。
挿絵に用いているのがその証拠で、同じ絵を掲載するはめになる。
在庫薄と言ったところだ。
昨年は毎日のように1枚を仕上げていたけれど
今年は、ゆっくりペースで、などと言っているうちに
すっかり怠け癖がついてしまった・・・。
人間のクセは恐ろしい。
それでも10月の作品展に向けて、セレクトしたり出品作の修正をしたり
ぼちぼち、水面下での作業を進めている。
案内状も完成した。
今月半ばの横浜の作品展には、案内状も持参するつもりだ。
日の出がすっかりズレてきている。
5時前なのに、まだ暗い。
目には見えないけれど秋が忍び込んでいる。
もう少し明るくなったら散歩に出よう。