外は激しい雨である。
いつもは秋空にくっきりそびえて見える大阪城も雨に打たれ霞んでいる。
木々は日ごとに晩秋の色を濃くさせ
赤毛のアンに出てくるとんがり帽子みたいな木が雨にそぼっている。
10月29日に倒れこむように入院し、ひと月近くが経った。
そして手術も11月5日に無事終えた。
術後の後遺症等もなくほっとしている。
しかし完璧かと言えばそうではなく、いくつかの以前には
見られなかった「らしきものが」があり、驚いている。
毎日リハビリを受けているのはそのためだ。
一日も早いリハビリがその後の生活の質を変えるという。
今の医療ってずいぶん進歩している。
治療の内容も治癒率も驚くほど変わっているらしい。
手術のイメージって、テレビドラマなどでは担架に乗せられ
重々しく運ばれるシーンが一般的だが、こちらはスタッフに
見守られ、みんなで歩いて行った。
着脱を看護師さんに手伝ってもらい、それぞれ専任の
看護師さんが手際よく処理してくれる。
そして事前に説明を受けた麻酔医、そして執刀医、助手など
ちらっと目を開けただだけでもかなりの人がいるのがわかった。
手術室はいろいろな科の患者や執刀医などでごったがえしている。
初めてしっかり目を開けてみれば手術室のなかは、かなり広い。
開けても開いても大奥のように部屋が続く感じだ。
人間を間違えないよう、手首につけられたネームバンドと名前の確認もある。
不安はなかった。
手術は、午前8時過ぎから始まって終了したのは午後2頃・・らしい。
麻酔をしてすぅ~~と眠りにおち、気がついたら終わっていた。
病気の種類にもよるがわたしの場合、術中に話ができる。
内容は詳しく覚えていないが確かに先生に問いかけられ
答えていた気がする。
注
ぱその不機嫌が続きしばらくネットができなかった。
記事は何日か前に記したものです。