先日、道の駅に行ってたっぷり新鮮野菜を仕入れてきた。
そのなかに、もちろん、わたしの人参ジュースの食材も入っている。
いつもは、宅配の○協を利用しているがたまに外のも食してみたい。
珍しく葉っぱがどっさりついた人参が目についた。
なかなか立派である。
いつも、あるわけではない。
新鮮な人参の臭いがプンプンで、シチューやスープなどにもいれたら、
さぞ、おいしいだろう。
でも今回は「娘のところの長男坊?」BEGAに
食べさせることにした。
BEGAは、人間でいうと70代後半のオスのお爺さんウサギで
焦げ茶の毛と首のあたりに白い毛が混じっている。
ピーターラビットに出て来るような愛らしい体躯と目をしている。
娘たちが結婚と同時に彼らの家に入った。
無農薬の野菜とヨーグルトとバナナが彼の好物だ。
そんなBEGAも一時、痩せて得体の知れない病気にかかり
娘はあちこちの獣医に連れていき、打つ手がないと言われ泣いたりしていた。
やせ細り、毛が抜けて悲惨な状態だった。
わたしも大丈夫かなと本気で心配したものだ。
まだ第1子が2歳ぐらいの手がかかる時期だった。
それでも、あきらめずにネットでいろいろ調べて
餌を100%野菜中心に変えたりした。
人間と同じく、食の中身は大切らしい。
以来、持ち直し毎日、毎日、静かな暮らしのなかで
口だけでは、モグモグと動かすことに忙しい。
最初は、和室の陽のあたる部屋に
ケージを置いて家族皆で見守っていたが、だんだん
子どもが増えるとそうもいかず、ついに納戸に置かれてしまった。
でも、お風呂やトイレや玄関を通るたびに
BEGAに話しかけ、モノ言わぬ家族を大切に育んできた。
最近、たまにケージを開け放つと、飛んで来て、
リビングの涼しいところに陣取るようになった。
チビたちに頭をなでられたり、追っかけまわされても、何のその。
年老いてもやっぱり賑やかなところが居心地がいいのだろう。
子どもたちや、ママが寝静まったあとも自分の部屋?に帰らないで
寝室の傍で丸くなっているという。
そして職業柄深夜に帰ってくるトーちゃんの足元で寝たりしているそうな。
BEGA、からだに良いものをたっぷり食べて
100歳ぐらいまで生きるのだぞ~~~~