こころの眼(まなこ)を開く。

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久しぶりに都心に出向き

この冬のセーターや下着やコートなど買った。

今はやりの爆買いのような感じである^^

おしゃれをするのは楽しいなぁ。

今朝送られてきた荷を解き、ファッションショーなど

ひとりでやっていた(笑)

 

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パンツはチェック柄が多い。

どれもフィット感のあるピチピチパンツ。

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アルパカ風のざっくり感のあるカーディガン

 

どれも散歩用である。

ニットの帽子もお気に入り。

写真はイマイチだけど、あとから追加しました^^

 

ひと月に1回の治療が今日から、始まった。

あれやこれやで、興奮していたのか

何時になっても眠れない。

ベッドに入ると、コトンと眠りにつく

タイプなのに、昨夜は参った。

眠れないことがこんなに大変だとは・・・

まぁいいや。

昼間にたっぷり昼寝をしよう。

 

眠れないついでに読んだ書籍の、気持ちが

ほっこりするする章を抜き書きしてみる。

 

※※

良寛さんの涙』

昨今は何かと難しい問題の時代ですが

「ここに私を見ていてくれる人がいる」と

知った瞬間、人は生きる力を得るのではないでしょうか。

越後の良寛さんは、名主の家を継ぐ身であるのに、

それを捨てて出家された方ですが、ある日、家督を継いだ

弟から「放蕩息子の馬之助に意見をしてほしい」と

頼まれ、久しぶりに実家に出向きました。

ところが、逗留している間、良寛さんは説教一つせず

とうとう帰る日がきます。

 

玄関に出た良寛さんは「馬之助や。ひとつ紐を結んでくれないか」と

頼みます。

馬之助はやれやれ助かったと思い、良寛さんの

草鞋のひ紐を結び終えたそのときです。

手の甲に熱いものがポタポタ落ちてきました。

見上げると、良寛さんの目に涙があふれています。

 

良寛さんの涙に触れたその日を境に

馬之助の放蕩はすっかり収まるのです。

良寛さんの涙は、「おまえもなあ」という思いが

募ってのことでしょう。

「こんなに優しいのに」と、馬之助を丸ごと抱き留めるのです。

 

馬之助は馬之助なりに、堅気に生きようと

しつつも、ときに息が詰まって放蕩に走ったのでしょう。

ところが良寛さんは何も言わず、ただ黙って涙を流してくれたのです。

あたたかい眼差しで甥を受け入れてくれたのです。

それにより、馬之助は目が覚めたのでしょうはないでしょうか。

 

人をほんとうに目覚めさせるのは、言葉だけに限りません。

自分を見守ってくれるひとの温かい思いに触れて、

人は自然にまごころに立ち返り、本来の

道を歩み始めるのです。

 

以上・・・

 

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返信は遅くなるかもしれませんがご容赦くださいね。

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なかなかできませんが、嬉しく思っております。