第一級の拷問。

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万博公園のチユーリップ

 

今朝の読売新聞の編集手帳によると・・・

 

旧ソ連の反体制作家、故ソルジェニーツイン氏は著書の

なかで、監獄における拷問の手段を挙げている。

なかでも恐ろしい一つは「不眠」、もう一つは「狭さ」」だという。

特に後者を第“一級の拷問と呼んでいる。”

 

悪名高きルビヤンカ監獄の刑務所では、何週間にもわたって

床面積一平方メートルに3人も詰め込まれたと『新潮社、収容所群島』

 

いつ襲って来るやもしれない揺れに満足な睡眠も取れず

、狭い車のなかに身を縮めてまどろむ。

拷問のような夜だろう。

 

熊本地震被災し、車中泊をしていた女性が死亡した。

灰塞栓症『エコノミークラス症候群』が原因という。

屋内に身を横たえる余裕があっても

余震を恐れて車に泊まる人が多くいる。

たたでさえ、これからの生活設計に有り余る

不安を抱えた人が今夜を限りに「家屋倒壊」「エコノミークラス症候群

二つの恐怖からいずれかを選ばないといけない

・・・・と、編集手帳は結んでいる。

 

地震はどの地域、どこにも起こりうる。

改めて地震の恐ろしさを感じた。

被災に遭われた方、尊い命を亡くされた方のご冥福を祈ります。