10年以上前のブログです。
桜と富士山にもたくさんの思い出があります。
ブログを書いていると未知の人との遭遇は広がり、心ときめくものである。
まさにネットでないと、出会えない世界。
今回の横浜行きでも、いろんな方にお会いした。
ブログを介して交流を深めていくと必然的にその方を想像し
会ってみたいなぁと気持ちが動くものである。
そう感じている「意中のひと?」にお会いしたときの
感動たるや・・・
まるで女子中学生のようだ。
今日は「はてなダイアリー・ブログ」を使っている方たちの紹介である。
15日の開場まもなく、ひとりの若い女性が、わたしの絵の前でじっと
見入ってくださっており、時々あたりを伺うような視線。
「ひょっとして、くみちょうさんですか」
近づいて訊いてみた。
何しろ、名前を存じ上げないから、こう尋ねるしかない。
彼女のハンドルネームである。
じゆうちょう。 くみちょうさん
「はい、下の名前があき子さんだとわかっていたので、その名の
絵を先に探してました!」
「きゃぁ~~~やっぱり!」
「わぁ~~ありがとう」
自己紹介をしながら握手したりして、忙しい。
そして、初めてお会いするというのに、このテンションの上がり方!
どうしてこうもネット友というのは、会った瞬間から旧知の仲のように
親しみが持てるのだろう。
「お孫さんが3人いらっしゃると聞いていたので、らしき人を見て
たのですが・・・お若いですのでわかりませんでした」
お世辞とわかっていても、すぐに気を良くしてしまう、単純なわたし。
何だか嬉しくて弾丸トークのように彼女に話しかけてしまった。
彼女も絵を描いている。
ウィットに富んだ文章が時にクスリと笑え、惹きこまれてしまうくみちょうさん。
ブログとは違った大人の感性というものを感じた。
聡明な、きりりとした女性である。
じっくり話したかったのだけれど、
ちょっと所用があり、まだ会場にいらしてるときに席を立ったことが心残りだ。
ごめんなさい、そしてありがとう。
そうしているうちにまたおひとり、髪の長い素敵な女性が拙絵の前で立ち止まり
どなたかを探しておられるような視線。
近づくと「秋桜さん?白魔女です」と言われ
またも「え~~~っ!きゃぁ~~」である。
あまりの親しみに、思わずハグしてしまった。
彼女は来てくれる・・ことは聞いてなかったから驚いた。
まさにサプライズだ。
明日もいい日和 白魔女さん
「びっくりさせようと思って、行くことを黙ってました」
「お孫さんが3人いらっしゃると聞いてたので・・・」と
先の女性と同じようなことを言ってくれる。
日ごろ、大阪のオバサンらしい、威勢のいいことばかり
ブログで発信しているから肝っ玉かあさんのイメージが強いみたいだ。
ふむ、それも良かろう、これからもそのイメージでいこう。
優しい夫さんと家族に囲まれ、お姑さんとも同居している。
毎日居酒屋さんのような料理がたくさん並ぶ食卓。
ひとり住まいのわたしなど、料理に文字通り垂涎する始末だ。
あの多忙な生活のなかで自立して、多彩な才を発揮している
白魔女さんをまぶしく感じた。
話しこんでいると・・・
「あ、雅詠さんが来てるみたい」彼女がいう。
雅詠さんとは、はてなのブログ仲間だ。
二人はお会いしたこともない、もちろんわたしもだ。
「どうしてわかるの?」と訊くと
「雅詠さんの靴に見おぼえが・・・」
なんと女の勘の鋭いことか。
以前、雅詠さんのブログで見かけたというのだ。
オレンジの最新モードの靴とキャリアウーマンらしい
颯爽とした服に身を包んでいる人が、拙絵の前に留まって
同じようにあたりを伺っているような感があり、声をかけた。
やはり雅詠さんで、またもや今度は、3人で
「きゃぁ~~わぁ~~」と黄色い声を張り上げ
思いもかけず、対面できたことを喜びあった。
雅詠さんは仕事でいま東北を中心に飛び回り休日は東京という
暮らしをされていて、まさに寸暇を惜しんでという日常のなか
よくいらしてくださったと、感慨深い。
昨年も来場くださりお会い出来なかったことが残念だっただけに
ようやく会えたことが嬉しくてならない。
白魔女さんも、雅詠さんも共に、わが娘世代より少し年長か。
年代の差はあれど、波長が合うと言うのか、年下の彼女たちに
教えられることが多く、とてもいい気分で交流をさせて頂いている。
一緒にランチとお茶を、ということで隣の喫茶に
場所を移し、じっくり自己紹介と近況を尋ね合い、
初対面とは思えない会話を愉しんでいた。
ワクワクして、心から楽しいと感じた。
そうしていると・・・今度は
「男前の若いツバメが来ているわよ!」
山田先生が、会場からすっ飛んで来て、教えてくれる。
「ええっ、わたしの知り合いにそんな若いツバメがいたかしらん?」
首をひねりながら戻ると、若い男前がニコニコと立っていた。
「moodyです・・・」
「きゃぁ~~、あのmoodyさんですか?」
彼はシックな詩と文章と、はっと意表をつく写真で有名なブロガーだ。
アメリカ在住のユカリンクさんだけではなく、女性のファンが多い。
ブログの格調高いシックさと、目の前に現れた外見の差異に
のけぞりそうになった!(失礼)
服装も髪型もいまどきの若者そのものだ。
あとで歳を訊くとわたしめと一つしか違わない。
若くておしゃれ~~~
moody life moodyさん
いやぁ~世の中は広い。
ひとしきり感心しながら先客に白魔女さんや、雅詠さんがいることを伝え
一緒にどうかと勧めると、彼も嬉しそうに同じテーブルについてくれた。
白魔女さん、雅詠さん、moodyさん・・・
想定外のとつぜんの異種顔合わせに話が弾むこと!
性差を超えて、すぐに打ち解け合えるというのは何と嬉しいことか。
午前中に来てくださったくみちょうさんも、この場に
同席できていたら・・・と残念な思いもあった。
大阪の片隅に住まいしていても、このように関東在住の
若き人たちと交流できることに、今さらながら時代を思う。
個々の人間性や生き方に共感したり、学ぶこと多しだ。
横浜万歳~だ。
お会いできて嬉しかった、ありがとう!
以上は以前のブログの懐古です。