オフ会での出会い

事務局主催の「シニア・ナビオフィシャルオフ会」に初めて出席した。
何が驚いたって、イケメンのスタッフたちが
揃って世話人をしていてくれたことである。
通常のオフ会などでは考えられない。


第一シニア・ナビに若いスタッフが
こんなにたくさんいるなんて知らなかった。


気ままなシニアの集いにひたすら、親切に面倒をみてくれる。
息子のような若いスタッフが、実行委員のように一生懸命関ってくれ
企業時代の懇親会を思い出したものである。


参加者は30名ほどで居住地は、東京都内
茨城、神奈川、松本などバラエティに富んでいる。
遠い広島から初参加のGさん、大阪からはお馴染みYさん
オフ会にかけるパワーのほどを感じる。


初めてお目もじする方が圧倒的に多かった。
久しぶりにお会いする方も何人かいて懐かしさを感じる。
もう、あちこちで会うとすぐに手を握りあい、話しに花が咲き
まるで高校生のような賑わいだ。


「同窓会ではありませんので〜〜」と、スタッフが
声を張り上げ,挨拶していたのが微笑ましい。
それほどみなが打ち溶け合っている様子がみてとれる。


ギャラリーやブログやサークルなど、見知った方との話が弾む一方
一面識もない方との会話も尽きない。


シニア・ナビを通じての出会いが新たな人間関係の構築になる。
ネットでしか知らない者同士が一気に縁を深く結ぶ場面でもある。


オフ会って何ぞや?
オフ会の不思議さをいつも思う。
会った瞬間から親密感を覚え
旧知の仲間のようになれる。
不思議な空間である。


ある女性はハンドルネームが長くて一考しなければ、と真剣に思い
ある男性はそのネームゆえに巨漢をイメージされていて
華奢な当人にお会いした方がそのギャップに驚くなど
あちこちで笑いが溢れていた。


イメージも当たっていたり、まったく意外性があったりと面白い。


わたしなど、ブログの辛口からか
肝っ玉かあさん」を想像されていた方がいて
いまにも折れそうな痩せたわたしを見て
「イメージと違いますね〜」
気さくな大阪のおばさまを感じ取ると
実際のほうがいいですねぇなどと褒められて?しまった。


テーブルを変わるごとに話し相手が変わっていく。
しかし実際は全体の3/1ぐらいしか向き合えなかった。
そんななかで、ひときわ印象に残った方がある。


60代の男性は大きく見開いた目を潤ませて
「今日は来てほんとに良かった!無理して来ても値打ちがあった」
「ふだんは家の中ばかりいる、こうしてみなさんとお話ができて嬉しい」と
しみじみと、おっしゃっていた。
病気を推して来られたのだろう。
温かい交流に深い感動を感じられたことがわかる。


傍らにいたusagiさんもマリアさまのような優しい表情で
そのかたの思いを受け止めていた。
何気ない会話の中に人間の情が篤く交差するのを感じた。


東北を支援する食材を使ったメニューが次々と
運ばれ、地酒に舌包みを打ち、おいしく食した。


オフ会の3時間はあっという間に終わりを告げ
最後に事務局からのサプライズ!ということで
関西でのオフ会開催の案内があった。


滞りなく終わったオフ会ではあるけれど
多少、会場の狭さなどこれからの課題として
残るような気もしている。

何しろ百戦錬磨の人生の達人ばかりである。
すべてOKというわけにはいかない。
どこに力点を置くか・・・
難しいところである。


しかしシニア向けのコミュニティも数あれど
このようなアットホームなサイトも珍しいかも知れない。
あまり巨大なサイトに発展しないことを祈る(・・ボソッ)


オフ会に出席された皆様、おつかれさまでした。
お世話くださったスタッフの方々ありがとうございました。



オフ会の写真がなくてすみません。
桔梗がいまにも咲かんとしている風情