ようやくシャバ世界へ

やっとインターネットがつながるようになった!
この数日間まったく不通だった。
不便このうえないウラシマ太郎状態だったのである。


そして、堪忍袋の緒が切れて遂にプロバイダーを変えた!


と言っても、いま申請中である。
工事着工には1週間を要するようで、それが終わるとプロバイダーから
送られてくる環境設定書をもとに諸々設定をし、切り替えることができる。
果たしてスムーズに移行ができるのか不安ではある。
ふたつのホームページの移行もあるし、面倒だ。
それでも昨秋からのプロバイダーの不具合を思うと、
もっと早く決断していれば良かった、と悔やまれる。


しかし・・・えらい目に遭った。
いまどき、こんな生ぬるい業者もいるのかとあきれてモノが言えない。
このところ、ずっと接続が「まだら」になっていたし
まったく繋がらないこともあった。
たまにつながっていてもろうそくの灯のように、いつ消えるのかハラハラしていた。


20日の金曜日あたりから、一段とその様相は増していき
プロバイダーのサポートセンターには苦情が殺到していたはずだ。
分かってきたのは10棟ある中のわが棟だけが不通になっているということ。
他の棟はつながっているというのだ。
いったいどういうことなのか、原因もさっぱりわからないし
サポートからの連絡も要領を得ない。
暴動でも起きそうなほど気持ちはカリカリしているというのに皆、おとなしい。


一旦、21日の土曜日に調査に来た。
そのときには「まだら」に繋がったりしていたようで仕事は打ち切られた。
そして日曜日が来ても」まだら」どころか、ぷっつりと不通が続いていた。
業者は「週明けには調査に参ります」といい、
結局、週明けの23日月曜の朝になってもやって来ない。


わたしも、いよいよ仕事に支障をきたすようになり
昼前になっても依然、変わらない状況に業を煮やし、訊ねた。
しどろもどろに「調査の人員をいま手配中です」と、のたまうではないか!
何がいまごろ人の手配中だ・・・
先週末からわかっていたことだ。


業者の管理の怠慢、機器の劣化、設備投資ができていない、下請け任せなど
このあたりが問題のように思え、厳しく追及した。
たかがネットではあるが死活問題になってくる人も実際いるのである。
メールの確認も取れず不便なのと、不利益をこうむることになる。
体力のない脆弱な業者であっても、きちんと仕事はしてもらいたい。


工事は月曜日の午後6時を過ぎても終了せず、ようやく完了の
電話があったのは7時を回っていた。


そして・・・
「やっとつながった!」と、思いきや
ページに行き着く間もなくダウンである・・・・。
またつながらなくなった!!


「いい加減にしろ!業者よ、出て来い!」の心境である。
あまりの稚拙さに笑いがこみあげてくる。
まるで、漫画のようだ。
思うだに腹が立ち、胃が痛み、心の蔵によろしくない。


呆れて、文句を言う気力も失せた。
同じプロバイダーを使っている他の住民からは
「賠償を問いましょうよ」と、責任追及にまで「こと」は発展している。
90年代の終わりごろ、アナログ回線からADSL回線に移行するとき
この業者の選定は団地組合理事会などの承認を得て
導入された業者であり、個々に任意で入ったものでもない。
責任を問えるのではないか。


わたしは、時間の無駄だと思うのでもう、関わりたくない。
とにかく新規のプロバイダーの工事を指折り数えて待つしかない。


心底、疲れた・・・
まったく、昨年からパソコンの不具合といい
プロバイダーの件といい、妙な気分を味わっている。
ひとつ学んだことは資本投入のできる大手を選ぶこと。
ヒト・モノ・カネが豊富なところは事後処理が迅速だ。


不愉快な不通状態はイライラが募るばかりだが
考えてみれば己のからだに不具合が生じていないだけ、ありがたいか。
昨年末受けた健康診断の結果はすべて異常なしである。


ああ、とにかく「ネット不通」と早くおさらばしたい。


というわけで、ようやく4日目にして午後6時めでたく開通である。
しかしいつなんどき、しゅう〜〜と風船が萎むように
ネットが切れるか定かではない。
まずは、娑婆世界にごあいさつを・・・