4月1日が近づいてきた。
この日は欧米ではエイプリルフール (April Fools' Day)
日本語では直訳して「四月馬鹿」となり、漢語的表現では「万愚節」とか。
日本には明治20年に伝来したようであるが、
戦後進駐軍とともに流行ったようである。
桜花の下で親に手を引かれて小学校に入学した日である。
(ちなみに4月1日の誕生は早生まれ)
また職場においても新人が登場する日で、新たな人間関係が始まり
良好な人間関係の構築が望まれる。
『人間関係を良くするには』と題した昨年1月
日本経済新聞(土曜版)に関心のある記事をみつけた。
引用し、ご参考に供したい。
1位は「ありがとう」「ごめんなさい」という感謝と謝罪の言葉をきちんと伝えることで、家族との関係を重視することでも1位だった。「人間として当たり前」(60代男性)という意見が多い一方、「なかなか口にしない人が少なくない」(60代女性)という声もあった。
コミュニケーションの第一歩であるあいさつは2位。1位と同様に円滑な人間関係のためには欠かせない。50代の女性は「時々あいさつをまったくしない人がいるが、気分が悪くなってくる」という。
職場であいさつをするかどうかを尋ねたところ、「必ずする」という人は91%に上った。ただジェイティービーモチベーションズのコンサルタント、菊入みゆきさんは「本人はしているつもりでも、声が小さい人が多い。重要なのに、案外できていない」と指摘する。
「職場での人間関係」で2位になった「報告・連絡・相談」が徹底されていても、コミュニケーションに行き違いが生じることがある。「それを避けるには周囲から『話しかけやすい人』と思われることが大事。そのほうが情報も集まってくる」(菊入さん)。
家族との関係では「食事中に携帯でメールなどをしない」(6位)、「きちんと注意する」(8位)、「いいところを見つけてほめる」(9位)なども上位に入った。
コミュニケーション塾を主宰する今井登茂子さんは「家族に『おはよう』というのは当たり前で、もっとその日起きた出来事を家族に話したほうがいい。少しでもお互いが自分のことを話せば、心身の状態が分かる。ぜひ実践してほしい」と話している。
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「ありがとう」と「ごめんなさい」は必ず言う |
・人間関係はこの気持ちがなければ始まらない(50代男性) ・当たり前のことだけど、口に出して言うことが大事(30代女性) |
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笑顔で明るくあいさつする |
・1日の始まりに明るくあいさつすると自分も元気になる(30代男性) ・あいさつ次第で職場の雰囲気が変わる(20代女性) |
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了解した約束は守る。実行できない約束はしない |
・約束を守らないと、信用・信頼を失う(60代男性) ・例え口約束でも必ず守る(60代男性) |
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嘘を言わない。ごまかさない |
・嘘は嘘を呼んでしまう(40代男性) |
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自分がされて嫌なことはしない |
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・常に自分に置き換えて考える事が大事(50代女性) |
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必要な情報はしっかり共有する |
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・状況がわからないと不安になったり、疑心暗鬼になったりする(50代男性) | |
相手の立場になって考え対応する |
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・相手を思いやる想像力と共感力が信頼や絆の原点(60代女性) |
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8 |
話を聞くときは相手の顔を見る |
。最も簡単で最も重要なコミュニケーション術(20代男性) |
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本人がいないところで悪口やうわさ話をしない |
・本人のいないところではほめ、不満があれば直接言う(60代男性) |
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親しき仲にも礼儀ありを徹底する |
ちょっとした非常識な言動で人の見方は変わる(30代女性) | |
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感情的になったり、すぐに怒らない |
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相手を追い詰めるような言い方をしない |
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自分の意見を押し付けない |
偏見や思い込みで話をしない |
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家族や部下のミスは反省を促し、カバーする |
近所とはまず「あいさつ」、できれば「世間話」も
地域での近所付き合いでもあいさつは重要だ。「目が合えばきちんとあいさつするし、話したことがない人でも会釈はする」(20代男性)という人が多い。
長期の付き合いとなるご近所だからこそ、関係悪化は避けたい。「深入りと悪口は厳禁」(60代女性)、「相手の家庭の詮索はしない」(40代女性)という意見も目立った。
コミュニケーション塾を主宰する今井さんが「あいさつプラスα」として提案するのが世間話。「3分でもいいから立ち話できる関係を築いておくと、いざというときの助け合いにもつながりやすい」と話す。
宮城県に住む40代の女性は「普段からあいさつしたり、留守にするときは一声掛け合ったりしていた。東日本大震災ではご近所と足りない物を融通しあい、近所付き合いをしていてよかったと実感した」という。
地域の集まりにはできるだけ参加する人も多い。
「行事には積極的にかかわり、顔を売っている」(30代男性)という。
さて、他とうまく関わるために
日ごろのコミュニケーションが大事なことが伺えた。
わたし自身は年齢とともに、だんだん閉塞的になり
人間関係も縮小したり、淡白になりつつある。
でももしかの災害のことなどを想定すると
日常の生活のなかで「顔」を売るために
もう少し積極的に関わったほうがいいのかなぁとも思えてくる。
皆さまは、どうだろうか?
新たに入学する生徒や学生、その父兄、新たな職場に就かれる人
など皆さまの 幸せな人間関係の構築を祈りたい。