アロマさろんで、パソコン遊び

 

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 画像は昨年、高島屋で開催された生け花展の作品のひとつです。

わりに綺麗に撮れている?

 

月に一度の頻度で、知人が主宰する「アロマさろん」を訪れている。

髪を染める「ヘナ」をいただきに行くのである。

玄関に足を踏み入れると、ラベンダーやティトゥリーなどの

香りと、澄んだ空気が何とも言えない心地よさを感じる。

 

30代頃からおしゃれ染めや、頻繁にパーマをあてることで

ずいぶん頭皮を痛めて来たわたしは、いまその贖罪のつもりで、

からだが喜ぶもの、皮膚に良いものを選んでは、取り入れている。

ヘナや、ラベンダーなどの精油もその一つで

からだのリフレッシュと、癒しをこちらのさろんで満たしている。

 

その贅沢時間を味わいに、アロマさろんには、様々な人が顧客として通う。

英語に精通している人や、本格的ヨガやダンスを教えている人など、

知識も経験も豊富な年代層の人が訪れては、顧客同志の輪が広がり、

集いを持ったりしているようである。

わたし自身はその集いに、参加はしないが

話としてはいつも楽しく聞かせていただいていた。

 

仲間たちは、平均年齢が62、3歳と言ったところか。

子育てが一段落し、子息が結婚などで家を離れても、今度は

定年退職した夫との関わりや、身内の介護や看護に追われ

自身を癒す暇などない。

アロマさろんが陽だまりのような役目を果たしている。

 

そんな彼女たちが、主催者の声かけで英会話のレッスンや

ヨガなどを、さろんで始めた。

そしてぱそこんに関心が移ったようなのだ。

文字入力ができる程度の超初心者の彼女たちも、やはり時代の波に

付いていきたいと一念発起し、その講師役に、当てられたのがわたしである。

 

98年ごろから、本業の他に細々とオフィスソフトを

教えていたから苦でないが、昨今のシステムやバージョンアップには

付いていけないものもあり、面倒さも手伝って最初は断るつもりでいた。

主催者のお顔をたてるつもりで参加してみると皆さん一様に、熱い!

やる気満々なのだ。

 

今さら、職に就くわけでもないので、ワードやエクセルを

習熟したいというのではなく

日常の生活に役立つことをパソコンで学びたいと言うのである。

なるほど・・・

 

「デジタルデバイス」という言葉があるように

パソコンを繰るひとと、そうでない人との差は歴然としている。

不必要な情報やリスクも懸念するが、ネットでは居ながらにして

日本どころか、世界の情報を知ることができる。

 

体系だったカリキュラムも必要ではない。

まずは、ウィンドウズの基礎と用語ぐらいは知っておかないと

先へ進めないからそのあたりから始めよう。

 

ワイワイ言いながら月2回の講座を修了した。

それぞれの意向を訊きながら一つずつステップアップしていこう。

オリジナルの素敵な年賀状や、メールの送受信、

インターネットの愉しみ方など、パソコンを繰り

ネットを知ることで自身に波及することはどっさりある。

 

セピア色の日差しの中、アロマさろんでは心身の癒しとともに

知的好奇心を満たすべく、イキイキとしている。

シニア世代でも、スマホやⅰpadが主流になりつつあるが

初歩から学ぶにはパソコンが手っとり早い。

しっかり遊ぼう~~~