NHK朝の連続ドラマ「花子とアン」を楽しみにしている。
原作は、村岡恵理さんの「アンのゆりかご」
村岡恵理は、花子の孫にあたるらしい。
子どもの特性を生かし、小さな芽生えた才能をどうみつけ、
どう育むかが、人生を左右する。
そういう意味で花子の親も偉大だと思える。
我が子の非凡な才能を見抜いた父親。
東京のミッションスクールに入れたことが花子の生涯を変える。
かけての生涯を描いたドラマであるが見逃せないのが、
当時の大正3美人と謳われた女性が同じ学校に在籍していたことだ。
連子、のちの柳原白蓮と、アイルランド文学者で
「灯火節」のエッセイなどで有名な芥川龍之介の晩年の恋人、
石炭王との見合い話があるころから、ひょっとして「柳原白蓮」では?と
感じていたが、やはりそうだった・・・
けれど、村岡花子と深く関わっていたことは、知らなかった。
あの時代において、革新的な考え方や生き方などの影響を受ける。
また、片山廣子とも同人誌などでも関わり、小説を書くよう勧められる。
余談だが・・・・
華族出身でありながら数奇な運命をたどっている。
親子ほど年の違う大金持ちと政略結婚させられるが
その後、歌を通して、8歳年下の帝国大出の男と出会い、
世間を賑わす大事件「白蓮事件」を起こす。
波乱な生き方であるが悔いのない生涯を閉じる。
日米関係の悪化と共に、英語は敵国語とされ日本で奉職してきた
カナダ人宣教師ミス・ショーが、帰国を決意。
このときに手渡されたのが、「赤毛のアン」の原書だった。
最終的に「赤毛のアン」は、1952年(昭和27年)
花子、52歳の時に出版される。
そっくりなのがおもしろい。