今年はまだ年賀状を出していない。
これから出すつもりだ。
リハビリの途中、病院の地下にあるローソンに寄って
既成の印刷ハガキを求めてきた。
けっこう高い!驚いた。
出来あがった印刷ハガキを使うなんて初めてだ。
こんなことはおそらく、最初で最後になるだろう。
年末ギリギリに何とか賀状は仕上げたものの印刷はしていない。
なにしろ自由の身ではないのだから・・・
退院して帰宅してもプリンターを繰る元気があるかどうか。
時間も余裕もなく、今年は遠慮しておこうかと思っていた。
しかし外泊でわが家に寄り、賀状の束をみて
いつもの顔ぶれの温かさに触れると、ひと言礼状をしたためたくなった。
もちろん、これが本来の礼儀だろうけれど、最近なにかにつけ
モノグサになっているわが身への叱咤でもある。
ボチボチ、ひと言ずつ近況を添えて書いていこう。
思えば年賀状作成の歴史は古い。
手製のイモ版から始まって版画もあり
そしてあの世間を騒がせた「リケン」のプリントゴッコの
お世話にも長いあいだ、なった。
そしてワープロやパソコンでの作成にシフトして
ずいぶん進化と発展?を遂げている。
でも、いただく賀状でハッと胸を打つのは一枚、一枚
手描きされたものである。
心がこもっている。
温かみを感じる。
パソコンで作成した賀状も最近はそれに近いものも
多く、遜色ないがそのひとの個性が出ているのは
特にいいなぁと思える。
といいつつ、わたしはこれから既成ハガキを使って書く。
ごめんなさい^^