遅ればせの年賀状

    f:id:mursakisikibu:20150105140444j:plain

 

今年はまだ年賀状を出していない。

これから出すつもりだ。

リハビリの途中、病院の地下にあるローソンに寄って

既成の印刷ハガキを求めてきた。

けっこう高い!驚いた。

出来あがった印刷ハガキを使うなんて初めてだ。

こんなことはおそらく、最初で最後になるだろう。

 

年末ギリギリに何とか賀状は仕上げたものの印刷はしていない。

なにしろ自由の身ではないのだから・・・

退院して帰宅してもプリンターを繰る元気があるかどうか。

 

時間も余裕もなく、今年は遠慮しておこうかと思っていた。

しかし外泊でわが家に寄り、賀状の束をみて

いつもの顔ぶれの温かさに触れると、ひと言礼状をしたためたくなった。

もちろん、これが本来の礼儀だろうけれど、最近なにかにつけ

モノグサになっているわが身への叱咤でもある。

ボチボチ、ひと言ずつ近況を添えて書いていこう。

 

思えば年賀状作成の歴史は古い。

手製のイモ版から始まって版画もあり

そしてあの世間を騒がせた「リケン」のプリントゴッコ

お世話にも長いあいだ、なった。

そしてワープロやパソコンでの作成にシフトして

ずいぶん進化と発展?を遂げている。

 

でも、いただく賀状でハッと胸を打つのは一枚、一枚

手描きされたものである。

心がこもっている。

温かみを感じる。

パソコンで作成した賀状も最近はそれに近いものも

多く、遜色ないがそのひとの個性が出ているのは

特にいいなぁと思える。

 

といいつつ、わたしはこれから既成ハガキを使って書く。

ごめんなさい^^