20年ほど前に観た劇画だが、結構楽しめる。
弘兼憲史の『黄昏流星群』には、いつも素敵な男と、いい女が出て来る。
その描写が色っぽくて、惚れてしまいそうになるほどだ。
着ているスーツやお小物類も、洒落でも素敵。
漂哀感い、共感できる部分が多い。
下手な小説よりはるかに生活実感があり、面白い。
彼は社会派小説も書いていてこちらも、説得性がり読み応えがある。
漫画と侮るなかれ。
読みごたえは抜群だ。
ついでに『宮本武蔵』の漫画も読んでみた。
同じく、愚息が愛読していたものだ。
多いことにも驚く。
亡き夫もこの地域の出であり、墓参の折には
食事を兼ねて立ち寄る懐かしい処だ。
宮本武蔵駅は、日本昔話に話に出て来そうな素朴な佇まいのなかにある。
何度訪れてもホッとするところだ。