「長谷川等伯」展を・・

肌寒さが残る昨日、京都を訪れた。
一番の目的は京都国立博物館で開かれている「長谷川等伯展」を
観るためである。

朝11時に会場に着くともう長蛇の列だ。
80分待ち!と出ている。
じっと順番を待つのも時間がもったいない。
近くを散策することにした。
京都は歩いていける範囲で有名社寺があちこちあるのが、うれしい。

久しぶりに清水寺を訪れてみようということで、そちらに・・

清水寺の新緑と山桜が混ざり合い水彩画にしたいような風景にみとれた。


途中、地方からの修学旅行生のグループとたくさん出逢った。
一生懸命、石段を上がりながらおしゃべりに興じている姿も愛らしい。

欧米人に混じって韓国や中国のひとの集団も多い。
彼らは声高に話しているからすぐわかる。
とにかく、肩がぶつかりそうなほど人が多い。
やっぱり観光地京都である。
こんな近くに名所がありながら、慣れっこになりさほど訪れない。
遠くに住むひとからみたら、まさに垂涎の的だろう。



二年坂や三年坂を散策するのも楽しい。
おしゃれな小物を売っているお店やお土産やさんが、ひしめいている。
お店を覗くのはいくつになってもおもしろい。


移動に黒塗りのタクシーを使う高校生のグループもあり驚いた。
学校名を記した車が何台も通り抜ける。


どこでもそうだけど現地に行けば
その土地を歩かないと意味がないように思える。
匂い、雑踏、風をしっかり肌で感じたらどうだろうか。
もったいないなぁ!
老婆心ながらそんな思いがよぎる。