2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

血脈を読み終えて・・・

[:360:left]佐藤愛子著「血脈」上・中・下 3巻を、やっと読み終えた。 1巻600ページ、全1800ページであるが、3週間もかかった・・・。 最近は目の疲労感もあり、ページを繰るのが遅い。 でも早く読み進めたい気持ちが強く、横浜へもカバンに忍ばせていた。 …

夫婦のかたち

先日、横浜でお会いした師は、行動的な女性である。 油絵や水彩画を専門にしており 寝ても起きても三度のご飯より、描くことが好きなひとである。 「素晴らしい出会い」で綴っているので、よろしければ こちらもご覧いただきたい。 その彼女が年に数回訪れる…

舞鶴へ

車窓からくっきりと青空が広がる。 手を伸ばし、つまんで食べたくなるような 綿菓子ようのまっしろい雲。 のどかな田園風景がどこまでも続く。 赤トンボの舞う姿や、色づいた稲穂は しっかりと秋の訪れを感じさせる。 景色が変わるたびに車内の温度がひんや…

「珍事件」満載の笑えるオフ会

まったく、わがサークルのオフ会ときたら どうしてこうも「付録」がつくのだろう。 真剣に悩む。 これはひとえにリーダーの資質によるものか。 お天道さまを仰ぎ、まっとうに生きてきたわたしには謎だ。 今回は、ブルさん率いる有名な『温泉倶楽部』とのコラ…

感謝申し上げます

横浜そごうで開催された作品展に行って来た。 2日間の滞在は、想像以上に濃密で思わぬ副産物を 得た感があり、思い出深いものとなった。 出品した作品は一度ギャラリーに載せたものを 描き直したものである。 全国各地で一緒に学んでいる、他のかたの作品に…

一顰一笑(いっぴんいっしょう)

この数年、大正から昭和の初期にかけての著書を読むことが多い。 若いころは新進作家や、似たような世代の軽い読み物を乱読していたが 昨今の改行ばかり多い、スカスカの若い作家のそれなど、 物足りなく感じるようになった。 以前にも触れたが山口瞳、北杜…

故郷は遠くにありて

お盆や企業の夏休みを迎え、恒例の帰省ラッシュが始まった。 関空からは国内外への旅行者や、新幹線も幹線道路も混雑の極みにある。 車での往来は、無残な事故に巻き込まれるケースがあとを絶たない。 特に墓参の帰りのそれは、他人事とも思えず神仏の采配に…

子守り奮戦記

娘が、ばぁばを迎えに来た。 車に乗り込むと、驚いた! ひょうきんな「顔」が3つ並んでいる。 何とも昭和の時代を彷彿させる風貌ではないか! 潤平も、一番下の蒼輔もさっぱりと「丸刈り」にされている。 マルコメ味噌の宣伝に出てくるボクみたいになってい…

親は子どもに何が残せるか

知人女性Oさんは、第3号被保険者である。 ようやく65歳になり国民年金を受け取れるようになった。 満額がどれぐらいになるのか、他人の懐など知る由もないが、 受給手続きのときに『何に使うのか』と、金融機関から訊かれ 彼女は「すべて趣味に使う」と答…

パソコン絵画作品展デビュー&オフ会

退職してから3年余りになる。 長年続けてきた当初の「やりたいこと」をわけあって 断念し、コツコツとパソコンで絵を描いている。 このことも、わたしにしてみれば予期しないことのひとつになる。 生き方なんて、わからないものである。 初期のころこそ教室…

ぜったい死ねない!

予期せぬことの遭遇はあるものだ。 誰もが平安で健やかな一生を、と願う。 しかし、空から車が降ってくる時代である。 事故に巻き込まれ、命が失われるニュースもあとを絶たない。 心身のストレスからの突然死なども、珍しくなくなった。 前述の「自称・後期…

わが世の春

「自称・後期高齢者」の知人女性はいつも溌剌としている。 いまどきの70代のなんとアクティブなこと。 まばゆいばかりだ。 手話歴30年になるという彼女は退職後、 地元の自治会や老人会に初めて足を踏み入れた。 夫は数年前に他界し、子息は結婚後関東在…

8月の始まり

台風接近のせいか、今朝は涼しい。 心地よい風が吹き抜けている。 朝からうっとりとモーツアルトに耳を傾けている。 からだも耳も心地良い。 一人暮らしの気楽さである。 このようなぼ〜っとした「無」の時間も好きだ。 やたらと早く目覚めてしまった、3時…