2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ガーデニングの憂い

昨年のいまの時期「クリスマスローズ」を数鉢枯らし、胸を痛めた。 今年はその鉄を踏むまいと早めに手を打ったにも関わらず やっぱりダメにしてしまった。 春頃まで勢いよく葉っぱをピンと茂らせていたのに、である。 日光と風通しのバランスを考えて、玄関…

天神祭り考

今年も大阪の夜空を焦がす、天神祭りの船渡御が盛大に 行われたようである。 ナビの山猫軒さんではないけれど、わたしも最近テレビの 類を見ないので詳細は、わからない。 新聞の案内で知るだけである。 年々派手さを増していくその行事に本来の祈願を どの…

真夏のチマキ

わが家の冷蔵庫は満タンである。 いまの季節、チビたちのためにチュウチュウ(幼児の氷菓子の一種)が 幅をきかせていたり、大人のためのアイスもたっぷり占めている。 そして毎週末、新鮮な野菜や果物と魚類が仲間に なるからよけいに賑わうのだ。 一匹買いし…

陽だまりのように

珍しく、落ち込んだ。 自己嫌悪の感あり。 退職して狭い世界で生きていても気持ちが、 ざわつくことがあるのだ。 何となく人に会いたい思いが募る。 誰でもOKではない。 こんなときは気持ちをしっとり受け止めてくれ 癒される人でなくてはならない。 同性…

『家貧しくして孝子顕(あら)わる』

「なでしこジャパン」のW杯優勝の快挙には、驚きと感激でいっぱいである。 有りえないことが起ってしまった、という感じだ。 負けた国は涙で奪回を誓うだろう。 日本の戦術を研究し、さらに挑んでくるだろう。 次回も勝利の女神が微笑むことを期待したい。 …

お生まれはどちら?

東京や大阪などの大都市に住んでいたり、 国家公務員や大きな企業・団体に属しているとき お互いがどちらの出身かを訊ねることがある。 またスポーツの世界でも○○県出身や△△校出身などの 紹介は当たり前のようである。 昭和30年代の東京では、東京生まれの…

K子のエピローグⅡ

「この声音を聞いたらわかるでしょう〜〜?」 「子どもたちと和解したのよ!!」 K子が弾んだ電話を突然してきたのは、つい2日前のことである。 この春、娘と結婚したムコは娘より8歳年下で、K子に言わせると、 いつも娘の尻に敷かれている存在で頼りな…

K子のエピローグ ①

K子の離婚への渇望は夫の死と、子どもたちとの不和というまったく 予期せぬ形で終結したかに見えたが、「更なる展開」がまっていた。 そのことに触れる前に、今回はK子とわたしとの心の葛藤を 記さなければならない。 昨年には、K子の別居から婚活の様々…

謙虚さと感謝と

わたしの周りには寡婦になった人が多い。 それぞれ違った境遇で現実を受け入れ、今を生きている。 昨年そのひとり、Mのことに触れた。 彼女の場合は夫が亡くなる数年前に家を建てたばかりだった。 豪邸の域である。 普通は名義人が亡くなるとローン返済は保…

子どもと縁を切る!?

人ひとりを喪すということは、残された肉親にとっては 大事(オオゴト)が襲ってくることでもある。 哀しみとともに、大きな禍根をも残すことになることもある。 K子の夫の死亡が確認されたのは、死後4日を経過しており 出勤して来ない彼を同僚が訪ねたこ…

離婚成立と思いきや・・・

K子の夫は、今年の9月に60歳の定年を迎える。 定年まで離婚を待ってくれと言われていたK子は ようやくそれが実現しそうで 気持ちに整理がつく、と安堵していた。 別居生活の8年間、娘の結婚式に一度会って以来、夫とは 電話もしなければもちろん会うこ…

続・K子の場合

昨年5月、このブログのなかで男と女と題して 友人「K子の恋愛」について触れた。 あれから1年以上が経ち最近、彼女に予期しない大きな変化が起きた。 まったく晴天の霹靂である。 彼女の了解のうえで、そのことに触れてみたい。 これまでをご存じないかた…

これからの愉しみごと

職を辞して、意のままの 日々を過ごしている。 かろうじて、雨露をしのぎ粗食が得られる状態にいるのが 幸いであるがこれから、平均年齢の80歳代まで 生きるとしたら未だ20年以上はある。 この黄金期、言葉を換えて言えば、終焉期をどう過ごすか・・・ …

憧れの女(ひと)

あこがれの男ならぬ、素敵な女のひとの話しである。 わたしは、なぜか自分より年長のひとに惹かれる。 特に女性の場合、密かに人生のモデルにすることがある。 そのように生きたいなぁという願望だ。 30代のころ、わたしは作家の森瑶子に憧れていた。 彼女…

お茶漬けさらさら、ブログ

気まぐれに駄文を連ねている。 かれこれ10年近くになる。 年数の割には少しも成長もしていない。 先日、あるところでブログについて訊かれた。 「ブログの内容が変化していると思う」という問いに 確かに中身は変化していると答えた。 公開日記を始めた200…

ひまわりギャラリー

ひまわりの種類も近年、数え切れないほどある。 おまけに画家の名前を冠したものも多い。 パソコン水彩画でひまわりを描いて遊んでいる。 いずれも万博公園に咲いているもので 昨年写真に収めたものを、引っ張り出して描き 今日は4点ほどをめずらしく掛け軸…