2011-01-01から1年間の記事一覧

除夜の鐘 

除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。 千万年も、古びた夜の空気を顫〔ふる〕はし、 除夜の鐘は暗い遠いい空で鳴る。 それは寺院の森の霧〔きら〕つた空…… そのあたりで鳴つて、そしてそこから響いて来る。 それは寺院の森の霧つた空…… 中原中也の「除夜の鐘 」で…

貧すれば鈍する?

さほど忙しくもないのに、気持ちはせわしない。 内職程度の仕事も昨日で終わりホッとしている。 ぼつぼつ迎春準備をしよう・・・ 年末を終えると、新春の幕開けである。 新年度に向けて諸々が動き出す。 就職活動を通過した新人社員も胸ふくらませて、 その…

やっと・・・

先日は気ぜわしいときに健診を受けに行き、 今日はまた、この冬一番の寒い日に何をしたか・・・ やっと、5歳児と3歳児になる孫の「七五三」をすませたのである。 古来、七五三は3歳を「髪置き」、5歳を「袴着」 7歳を「帯解き」の祝いといい、大事な人…

気ぜわしいときに・・・

暮れも押し迫ったいまごろ、健康診断を受けに行くアホも、そういまい。 申し込むのが遅くなり、このような、ていたらくになってしまった。 企業が行う「組合健保」の集団検診は昔からいやだった。 長い列を作り順番に健診を受ける。 仕事の合間に会社の一室…

断捨離(だんしゃり)

断捨離が1年ほど前からブームらしい。 断捨離とは、物と自分の関係を見直すことによって 自分の価値観に気づく行いだという。 もともとは、ヨガの断行・捨行・離行から「行」をとって 並べた造語と言われているが 断捨離は、「行」と言っていいのかもしれない。 …

今年の漢字、わたしの場合

今年の流行語は、震災・原発のこともあり「絆」に決まった。 ほのぼのとした人の温もりを感じさせる言葉である。 わたしは、わが身に今年一番の象徴する言葉として 「壊れる!」を挙げたい。 ひと文字にすると「壊っ」となるのだろうか。 パソコンの不具合について…

脳に刺激を与えよう

う〜ん・・・。 顔はわかるけれど、名前が出てこない。 頭にモヤがかかった感じで思い出さそうとすることすら、面倒だ。 思い出せないことを、年齢のせいにしてしまう自分がいる。 歳をとると、脳細胞がどんどん死んで減っていくという説もあった。 しかし、…

自分のために

「手帳まっ黒症候群」と呼びたいほど、スケジュールが 詰まっていないと、不安なひとがいる。 知人女性もそのひとりである。 Y子は70歳を少し過ぎている。 今年の春、脳梗塞に見舞われ、半年を経ずして再発した。 元気いっぱいで若いころから火の玉のように熱…

危機管理意識

最近、とみに怖がりになった。 杞憂とまでいかないけれど、心配性になったと言える。 特に幼ない子どもの行動には、ハラハラすることが多い。 一瞬たりとも目を離せない。 家庭内においては、テーブルクロスやポットのお湯など 大人にとっては普通のことが乳…

発表会デビュー?

30年近い前の写真をアップしたことを娘に話すと 「え〜っ、あんな不細工な写真を!?」と 今度は、娘がのけぞり、えらく叱られてしまった(-_-;) 確かに彼女の名誉のためにひとこと付け加えると 少し、さなぎが蝶に脱皮するがごとく、それなりの女に成長した…

え〜〜〜〜〜〜っ!!

今にも後ろにひっくり返りそうになりながら のけぞって驚いてみせる。 5歳児の演技なのか、はたまたほんとに驚きの声なのか。 先日、片付けものをしていて、引き出しから古い写真をみつけた。 B5サイズに引き伸ばした写真である。 娘の(潤平のママ)卒園式…

白菜の漬けもの〜♪

前回の白菜漬けの続きである。 ナビのShattle先生から、白菜のおいしい漬け方を 問われたので僭越ながら記してみたい。 まずは、白菜の栄養価に関して「医学・健康情報」 http://www.j-medical.net/から引用する。 白菜栄養素(食材100g当たり)・ビタミ…

白菜漬けに思う

シニア・ナビのYさんは、退職後に野菜を作っておられる。 趣味と自身の健康を促すためらしいが、 季節の作物の出来は立派なものである。 先日は白菜が収穫できたことをブログで綴っておられた。 その白菜で、まずは漬物を、と意欲満々である。 他にもホウレ…

さぁて、どうなるか。

お正月の2日に故郷で「還暦同窓会」なるものがある。 中学の同窓会である。 久しぶりに出席するつもりだ。 正月だろうと、いっこうにかまわない。 例年、2日は息子夫婦、娘夫婦と、息子の家で過ごすことになっている。 彼らには悪いけれど今度の正月は、行け…

何かおかしい

あったかい師走の入りである。 最近は、スーパーや百貨店、繁華街など ひとの多く集まるところに行くことが少ないせいか 気持ちをそぞろにさせることがない。 それでもクリスマスソングなど聴くと やっぱり師走だなぁとせわしない気持ちになる。 仕事の合間…

家風ということ

いまどきは「家風」などあるのだろうか。 吹けば飛ぶような小さな格式でも わたしが嫁したころは、あった。 結婚して姑・舅と同居していた当時「姑」ほど、目の上のタンコブと 思うほど恐ろしいものはなかった。 大正生まれの義母は、かつての武家の妻のよう…

姑根性か・・・?

まったく、わたしも少しひねくれているらしい。 わがままと言うべきか・・・ たぶん、わがままな部類に属するだろう。 息子たちが聞いたら気を悪くするだろうから 口が避けても言えない・・・。 ↑バラのレリーフの白い鉢は、気に入っている。 誕生祝に「寄せ…

いよいよ、年金受給手続き

60歳の誕生3ケ月前に「年金手続き」に関する書類は 届いており、記入だけは早々に済ませていた。 誕生日を過ぎてから提出することになっている。 郵送するか、年金事務所に出向くか迷ったが 記載漏れなどがないか心配になり、けっきょく持参した。 「住民コー…

マンモグラフィ検査を

子宮がんと乳がん検診を申し込み、乳がん検診だけ終えた。 以前は婦人科のクリニックで一度に済んでいたことが 公立病院などに行くと、部局が分かれているせいか 一日のうちに済ませることができない。 患者にとって、けっこう面倒だったりする。 それでも退…

菊ギャラリー

先ほどのギャラリーが消えてしまった・・・ 再度のUPである。 大阪は天王寺公園の菊を先日撮り溜めたものである。 晩秋にふさわしい菊薫る・・ 特に小菊が好きだ。

大阪はどうなる?

大阪からの全国版ニュースの発信が絶えて久しい。 この現象は大阪の文化・経済などの地盤沈下が進行している証だろう。 (でも、ひったくりは全国No. 1 の不名誉を維持中・・) ところが意外なことに最近のNHKニュースを筆頭にTV各社が 大阪市長選のダ…

麗子がいっぱい

岸田麗子・・・ 今から90年ほど前、鵠沼には後に日本一有名になる少女が住んでいた。 岸田劉生(きしだ りゅうせい )の長女=岸田麗子(1914-1962)である。 恐らく義務教育を終えた日本人なら、美術の教科書などで 「麗子像」を見たことがあることだろう。 一人…

貧困の連鎖

長引く不況や高齢化により生活保護を受けている人が205万人を超えた。 戦後の混乱期を上回り、過去最多であるという。 過日のY紙によると・・・ 高度成長とともに減少していた生活保護の受給者数は 経済危機が深刻化した1990年代後半から増加に転じ…

寝るのがお好き?

小春日和のいま毎日、布団を干せることが何よりうれしい。 日なたの匂いをたっぷり吸いこんだ布団に潜り込める。 それだけで、ふんわりとしあわせを感じる。 わたしは「寝る」のが好きだ。 一日のなかで朝が一番好きだが、夜の就寝タイムも好きだ。 かつて、…

共通の悩み

わがマンション理事会の広報を仰せつかって半年が過ぎた。 10棟あるなかの2棟ずつが一つの単位の「部会理事会」になっていて わたしの居住している部会の世帯数は220軒超である。 全体の総世帯数は1000軒ほどになる。 「コミュニティ新聞」は既に…

節電対策より、快適生活!

関西電力は、震災後の電力不足を補うため 家庭にも節電10%を要請している。 原子力発電所の再稼働ができなくなっているためだ。 本当に電力会社が言うように電力が不足しているのか 疑問だけれど、節電に対する意識は持っていたいとは、思う。 節電対策の…

オフ会よもやま話し

昨日に続いて「こぼれ話」をひとつ・・・ 参加された方のブログを拝見して、また笑いがこみあげてくる。 今回のオフ会は、よく笑った! 当日早めの時間に、まこさんとわたしは大阪のある駅で待ち合わせた。 「JR六甲道」バス停に着くと、大きな瞳のBさん…

笑いと、ちょっぴりの涙と・・・

シニアナビのサークル「おしゃれさろん」の 第1回オフ会を神戸は六甲山で行った。 湯けむり漂う温泉郷へ足を踏み入れ、六甲山界隈を散策し 一泊のそれは参加メンバーとの深い親睦の旅となった。 関東から熟女3人組、四国から海を渡ってマドンナが 地元神戸の…

秋の叙勲者の中に・・・

今年の秋の叙勲受章者が発表された。 叙勲は、国及び地方公共団体等の公務に従事した者で 国家又は公共に対し功労のあるものに、勲章を授与され 多くの民間人も含まれる。 民間叙勲は、議員の口利きで指定の推薦母体が候補者の詳細履歴 を様式に従って作成し…

ガンの告知

いまやガンは、2人にひとりは罹る病であり 「ガンイコール死」という概念が薄れつつある。 早期発見、早期治療により治癒率が上昇し、生存期間も長くなった。 かつてのように怖い病ではなくなった、と言われ 治療中の「生活の質」を高めることも重要視されて…