2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

惻隠の情(そくいんのじょう)

イタリアのシェナの塔 日揮株式会社の従業員がアルジェリアで痛ましいテロ襲撃をうけ 10 人の邦人が襲撃死されたことにお悔やみ申し上げたい。 冷たくなって帰国した当人に対し、家族や近親者などの悲嘆は 想像を絶するものがあることだろう。 心中いかばか…

時には自己主張を

「もう、あかんわ・・・」 押し殺したような暗い声で娘が電話をしてきた。 「舐められてんのよ、わたし。あした、そっち行くわ・・・」 何があったのか、穏やかではない娘の言に驚いた。 幼稚園へ子どもたちを送って行ったあと、こちらに来ると 言っていたの…

わがままであれ!

クリスマスローズがわが家の鉢の中で踊っています。 わが子どもたちは、息子、娘ともに30代である。 どちらかというと明るい性格で屈託がない。 何事にも熱くなるタイプでコミュニケーション能力も大だ、と親は思っている。 ところがこの二人、誰に似たの…

カレーライス

久しぶりにカレーを煮込んでみた。 煮込むと言ってもルウを使う簡単なものだ。 子どもたちが小さいころ、「ハウスバーモントカレー」という 甘めのカレーが大好きだったけれど、大人になり辛目を 好むようになると汗をしたらせ、辛口のカレーライスを ほおば…

生きること、死すること

『歳をとることは罪なのか――』 今、高齢者が自らの意志で「死に場所」すら、決められない現実が広がっている。 ひとり暮らしで体調を壊し、自宅にいられなくなり、病院や介護施設も満床で入れない・・・「死に場所」なき高齢者は、短期入所できるタイプの一時的…

出会いは人生の分岐点

若いころは、好奇心旺盛でおまけに八方美人タイプであった。 職場は言うに及ばず、趣味やサークル、お稽古ごとなどの 人間関係もそれなり大切にして活発に愉しんでいた。 40歳後半ぐらいころから「なんでもOK」に、しんどさを感じ始め 他者とのつきあい…

ブログの乗り換え

「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移った。 ダイアリーのほうは3年近く使っていても、いまだよくわかっていない。 はてなブログは、ダイアリーを進化させたものなのか・・・? どこがどのように変わり、良くなり不便なのかわからない。 新しモノ…

歳暮の不思議

もう30年以上も前の話になる。 結婚したころ、婚家先は小さな事業を営んでいた。 夫は家業を継ぐ気はなく勤め人である。 昨年描いた梅、再登場義父母と同居していた家には、取引業者から毎年、歳暮が届く。 畳3畳ほどのタタキをあがると、本間の4,5畳間が…

≪パソコン絵画≫東大寺裏参道を描く

大寒は今月20日、それから10日ほど後の2月3日が 節分で翌4日は立春である。 ここ関西では『奈良のお水取(3月1日−14日)が 終わると本格的な春になる』と言われている。お水取りと二月堂 『お水取り』とは仏教寺院の行事で、特に華厳宗大本山東大寺 (南都…

マリー・アントワネットの宮廷画家(ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯)

『わたしはロンドンのキングズ・クロス駅からパリ北駅行きのユーロスターに乗り、一路パリをめざした。3泊4日の小さな旅に胸が躍る。2時間半足らずでパリに着く。20年ぶりのパリだ。めざすはルーヴル美術館とヴェルサイユ宮殿。金曜日は、ルーヴル美術館が夜…

JOKEに現れた国民性

それぞれの国民性を言いえているジョークを。 (先刻ご承知の方も多いでしょうが) 『客船の沈没』豪華客船が沈没に瀕し、多国籍の人々が救命ボートに 競って乗り込まんとした。 しかし定員オーバーで、男性乗客に降りてもらわなければならない。 そこで、船…

訪ねてみたい冬まつり

日本各地で冬祭りが本番を迎える。 イベントの趣向をこらす「観光祭」から豊作を祈る祭礼まで、 見ごたえのある冬祭りを専門家に選んでもらった。 (日経新聞1月5日付け)から・・・ 調査の方法 1月14日から2月28日までの冬祭りを順位付けしてもらった(花祭…

自画自賛?

今日は趣向を変えてちょっぴり自画自賛だ。 もっとも、大した事柄ではないし気恥ずかしいが おいしく出来たので公開してみよう^^ 昨日、リンゴ大玉5個を使ってジャムにした。 レモンをたっぷり絞って入れたので多少酸味があり美味である。 フランスパンを…

兄・いもうと

わが息子は結婚して3年になる。 子どもはいない。 ボツボツ欲しいようだけれど、これだけは 神様の授かりものだから天の采配を待つのみである。結婚を機に家を新築し、木の香も新しい二人の住処を 訪れたのがきっかけで、毎年正月の一日を息子の家へ 娘家族…

傘屋と下駄屋

元旦は、除夜の鐘を合図にワイン片手にグラスを傾ける。 朝には、どの家もそうであるように 屠蘇で祝い、雑煮(わが家はすまし)とおせち料理に進む。 わたしは食卓のワインの瓶をみて、思う。 『まだこんなに残っている!』 『もうこれだけしか残っていない…

あけまして おめでとうございます

皆さま、つつがなく新年を迎えられたことと存じます。 今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 仏壇におせちをお供えし、神酒をあげ、ワインで乾杯して 厳かな元旦を迎えた。 さて、年が開けると初詣に行かれる方も多いだろう。 わたしはここ数年、鳥居の…